ガザ連帯 立ち上がる時東京・渋谷〜すべてがNになる〜

2024年5月12日【1面】

 イスラエルによる南部ラファなどパレスチナ自治区ガザへの侵攻と虐殺の即時停止を求めて11日、東京・渋谷でインティファーダ(民衆蜂起)・マーチが行われました。
 主催は、パレスチナ出身者や支援者らでつくる「パレスティニアンズ・オブ・ジャパン」。「ボイコット!アパルトヘイト国家イスラエル」と書かれた巨大な横断幕や、パレスチナの旗を掲げながら「フリー・フリー・パレスチナ(パレスチナに自由を)」「虐殺やめろ。今すぐ解放」と唱和しデモ行進しました。
 マーチのデモ出発前にガザ出身のアイーダさんは「私は1987年、第1次インティファーダと同じ年に生まれました。今は怒りの時間です。立ち上がる時間です。民衆蜂起の時間です」と訴えました。
 「ストップ・ガザ・ジェノサイド」と書かれたプリントを持ち、初めて参加した横浜市の看護師(30)は「SNSでパレスチナが不当な扱いを受けていることを知って、いても立ってもいられなかった。日本人もパレスチナのために行動していることを知ってほしい」と話しました。
 川崎市で塾講師をしている女性(65)は「フリー・ラファ」と手書きしたプラカードを持参。世界がパレスチナでの出来事を無視してきたことによって昨年10月、イスラエルによる侵攻が起こったと指摘し「毎日人が殺されているパレスチナに目を向け、行動してほしい」と語りました。


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