インターネット利用頻度が脳構造および言語性知能の発達に及ぼす影響。縦断的分析〜すべてがNになる〜

竹内光、滝康之、浅野耕平、浅野美智子、佐々祐子、横田進、琴崎由香、野内瑠衣、川島隆太

ソース

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/hbm.24286

初出:2018年6月28日

資金提供情報 文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(B) 研究課題番号:KAKENHI 23700306 科研費23700306、科学研究費補助金(基盤研究(B))、研究課題番号 科研費23700306;JST/RISTEX, JST/CREST;東北大学

概要

 インターネットの過度な使用は、断面的に認知機能の低下やいくつかの脳領域の体積の減少と関連することが示されている。しかし、日常的なインターネット利用が言語性知能の発達や脳構造に及ぼす影響については検討されていない。ここでは、一般集団から募集した大規模サンプル(平均年齢11.2±3.1歳、範囲5.7~18.4歳)において、インターネット使用頻度が局所灰白質/白質体積(rGMV/rWMV)および言語知能に及ぼす影響と、3.0±0.3(標準偏差)年後のそれらの経年変化を断面的に検討した。横断的解析では有意な関連は見られなかったが、縦断的解析では、インターネットの使用頻度が高いほど、数年後に言語性知能が低下し、広範囲な脳領域のrGMVとrWMVの増加が小さくなることが明らかにされた。これらの領域は、言語処理、注意と実行機能、感情、報酬に関連する領域を含んでいる。結論として、インターネットの頻繁な使用は、言語性知能の低下と、後期における灰白質体積の減少に直接的または間接的に関連している。

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