アマゾン、Kindleから「1984」を密かに削除すべてがNになる〜不定期連載〜
【更新あり】
ふとTwitterを見ていたら気になるものがタイムラインにあったのでDEEPLで翻訳してみました。
— CatherineAustinFitts (@TheSolariReport) December 17, 2020
先週、数千人の人々が、アマゾンがジョージ・オーウェルの『1984』の電子コピーをKindleの電子書籍リーダーからひっそりと削除していたことを知った。その過程で、アマゾンは、Kindle時代に検閲がいかに簡単になるかを明らかにした。
この場合、電子書籍の大量削除は著作権が動機となっていた。1984」と「アニマルファーム」という書籍の著作権を持っていないモバイルリファレンスという会社が、両書籍をKindleストアにアップロードして販売を開始した。これを聞いた権利者は、Amazonに連絡して、電子書籍を削除するように要求した。そしてAmazonは、ストアからだけでなく、ダウンロードしたすべてのKindleからそれらを消去することにした。アマゾンのオペレーターは、WhisperNetと呼ばれるKindleの無線ネットワークを使用して、静かに人々のデバイスから本を削除し、彼らが支払ったお金を返金することにしました。
起こったことのデジタル記録を変えることで常に歴史を改ざんするファシストメディア国家についての小説のコピーをアマゾンが削除しているという皮肉を指摘した激怒した顧客たちの間で大騒ぎになりました。アマゾンの行動は、人々が本を購入するときに期待していることに真っ向から反しています。アメリカでは「先売権」という制度があり、本を購入した後は、友人にあげたり、転売したりと好きなことをすることができる。一度売れてしまった本を本屋が持ち帰るという選択肢はありません。
どうやら先週までは、アマゾンは購入した本も引き取らないと主張していたようです。ニューヨーク・タイムズのブラッド・ストーンが報じている。
アマゾンが公表しているKindleの利用規約は、購入後に購入したものを削除する権利を同社に与えているようには見えません。それによると、アマゾンは顧客に "該当するデジタルコンテンツの永久コピー "を保持する権利を付与しているという。
しかし、秘密の削除で問題が起きたのはこれが初めてではありません。ストーンは付け加える。
Amazonは最近、Kindlesから他の購入した電子書籍を削除したようです。ウェブフォーラムにコメントしている顧客は、同様の問題をめぐって、ハリー・ポッター本やアイン・ランドの小説のデジタル版が消えたことを報告しています。
Kindleの削除をめぐって世間が騒然としている今、Amazonは再び善行を約束している。アマゾンのスポークスマン、ドリュー・ヘルデナー氏が記者団に語った。
今後は、このような状況下でもお客様の端末から本を削除しないようにシステムを変更していきます。
その「このような状況では」という言葉は、あまり自信を持たせてくれません。本は別の（定義されていない）状況下で再び削除されるように聞こえる。
Kindleを放置するというAmazonの約束を信じるかどうかにかかわらず、同社は手をひっくり返して、本が電子的な形でしか入手できない文化の暗黒面を私たちに見せてくれました。KindleのWhisperNetサービスによって、会社があなたのデバイスから本を静かに削除できるとしたら、会社は他にどのような情報にアクセスできるのでしょうか？会社はあなたがいつ何を読んでいるかを監視し、それを法執行機関に引き渡すことができるのでしょうか？本の内容が変更されたファイルを別のファイルに置き換えることはできますか?
おそらく何よりも、1984年の大量削除によって、電子書籍の収集には技術的なノウハウが必要であることが明らかになったのではないでしょうか。電子書籍は、Kindleからコンピュータに取り出せなければ、本当の意味であなたのものにはなりません。
以上
Amazonでは削除されているようなのでiPhoneのブックで探してみました。文庫版があったのでいつか時間に余裕ができた時に購入したいなと思いました。購入して読破しました。主人公は最後は洗脳が完了して死んだので個人的にはバットエンドだなと思いましたが主人公の主観で見れば洗脳が完了しているので良いことをしたと思って死んでいったのだと思います。
おっとウェブ上にもあるようですね。そのパッケージ版もありました。
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