自分磨きへの階段

髪をばっさりと切りました。
とても軽やか。
新しい自分ばんざい！

こうして自分の外見を変えると
これまでに読んだ
いくつかのコラムを思い出す。

外見が素敵なコラムニストは
内面を磨きましょうと言い、
内面が素敵なコラムニストは
外見は大切よと言っていた。

なるほど。
どちらも素敵であるに
越したことはないけれど
オールマイティはなかなか難しい。

外見を磨くことで得られる
いいことの一つは
自分に丁寧になれること。
自分自身にお金と時間を費やして
見た目を磨いてあげると
自分を大切にすることにつながる。
仕草や行動にも表れるから不思議。
やがて内面にも浸透していって
気持ちもちょっと変わることができる。

私はこの間までの自粛生活で
自分に対して疎かになっていた。
社会や経済が動き出しても
私の気持ちはまだ戸惑っていて
全てにおいて臆病になっていた。

ようやくその気持ちが
少しずつ和らいで
時代の変化の中で
どう自分に
手を加えてあげればいいかが見えてきた。

まずは髪、
次は服、
その次はネイルかな。

世の中の価値観が変わったがために
どう向かえばいいかわからなくなって
立ち止まってしまったけど
向かう先はいっしょ。
——きれいになりたい
またひとつずつ登っていこう。

今日のさみしい出来事は、
長い方がよかったと
子がしばらく
口をきいてくれなかったこと。