期間限定友達

自粛期間が始まって少しした頃、何気ないきっかっけである日の夜を迎えた。

キャバクラのマネージャーの独身の彼と不動産屋の既婚者の彼とそして私。

お互いに顔見知りだったけれど本当にその程度でそれ以上でも以下でもないただの小さな街に住む知っている人であった。そんな私達3人はあの日を境に共通の”好きなこと”で一気に距離を縮めた。マネージャーの彼がきっと先に私に恋をした。そして、私の友達の好きな人である不動産屋の彼も私に恋をした。こんな事人生において想定外だった。そして、私達3人は絶対に知られてはいけない秘密の関係になった。"あの世までちゃんと持って行こうね"と約束を交わして、もう少しだけ少し特別な友達でいようと思う。そう、私たちはあくまで期間限定のお友達だからね。

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