【大谷選手に学ぶ】 脱力しても褒められなくても生きて行く方法


自分の文章をみて「面白いねー」ってそりゃ言われたいものです。
人は褒められて伸びると言われますが、
放送作家をずっとやっていると、ほぼ褒められることがない。
以前なら、自分が担当した番組を、日本全国の人が見ている!!
なんてモチベーションが上がった、懐かしの季節がありましたが、
やっぱりね。面と向かって褒められないと。
やる気というものが上がらない単純な生き物です。人間だもの。

でも、もちろん、楽しい文章を書こうとは、そりゃいつも思ってる。
ディレクターやプロデューサーと会議を重ねるなかで、
信頼が得られ、さすがナイスアイデアですね!!と言われたいと思ってるし、記事でも、「今ためになりますね~」なんて、
たまに褒められたい。

そのため、やっぱり少しでもみんなに認められたいと思いながら、左脳に浮かんだ言葉をつなげて行こうというのが、このNOTEのテーマでして、
「お得じゃないけど、モテるためには、いま何をした方がいいの」をベースにしており、なるべく根拠を持ってお届けし、お得感がぎっちりつまった内容にしたく思っています。

という訳で、今回ですが、脱力でどうやってモテるのか。
ということをお題に取り上げました。

例えば、上記で記載したように、
面白い文章を書こうと思った時に何をするか??

秋元康さんの言葉を借りるなら、
サビじゃない部分は、いたって普通のことを書くこと。
モテる要素の一つとしてギャップがありますが、
それと同じことを文章にも落とし込むのです。


また、文章術からスライドさせて、
スピーチを例えてみると、こんないい例がありました。

あの大谷翔平さんのスピーチ

よく、プレゼンの方法なんてものが氾濫していますが、
日本人のスピーチで、自分をカッコよく見せようと思っても、なんだか小さい頃からシャイばかりの日本人は、そんな風に見せられるはずもなく、また見られる分けでもなく、どう頑張ってもダメなのです。

頑張ったところで、見え隠れするのが、褒められたいという魂胆。
ガチガチで力が入り過ぎている。そこで重要なのが、抜くところと入れるところ。そうギアを上げる場面を作る方法。では、どこで力を入れたらいいのでしょう。

〇大谷選手のスピーチ術

まず大谷選手のスピーチは、プレーと違って、100マイルの剛速球やおばけスプリットという変化球を投げようとしません。あくまで相手が取りやすい普通のキャッチボ―ルを目指すところにこそ、人は好感を持つのです。

そして、彼がスピーチにおいてやらないことの1つ。
それは、「自分の力を自慢するようなフレーズをいれること」。
プレゼンや会議にありがちな、自分自慢は一切しません。
淡々とこれまでの実績を語り、メインのさびとなるは…

「感謝の言葉」

さらに、単に伝えるだけではなく、この感謝の言葉を人に伝えるときに、こんな仕草をするところが、グッと心を掴むのです。
それが、感謝の言葉を伝える前に、上着のボタンを留めからスピーチすること。さりげなくボタンを留め、その後背筋を伸ばしている姿をしっかり見せて、きちんと感謝の言葉を伝えること。
これによって、ここが一番伝えたいことです。ということが分かるし、
何よりも、感謝している感が最大限表現出来ます。

つまり、普段人と接するとき、文章を書くとき、プレゼンする時、
サビの部分をどこに設定するかを定め、
それに向かって、あえておバカさんに見えるように振舞った方が、
いいのではないでしょうか。

一番最悪なのは…最初から力ガチガチで、本日のプレゼンにあたり
〇〇さんの協力が無かったら…みたいな褒めからスタートするもの。

それよりも、企画の肝を話したところで、
実はこの企画を一緒に考えたのは、〇〇さんでして…と
ここで襟を正した方が、あなたの魅力度はあがると思うのです。

リモートのメールに対し毎回真剣に答える必要はありません。
てきとーで、肝心な時にやる方が、恋愛と同じで、
相手の心を離さない関係が出来上がると思うのです…。

大谷選手の場合、この感謝の気持ちは、野球選手として成功するために欠かせないことの一つとして挙げており、その人間性を高めるために、「思いやり」や「礼儀」を大切にし、結果「愛される人間」になるのです。礼儀正しさや周囲への気遣い、そうした振る舞いを含めてファンは魅了されているのでしょう。

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