紙の書籍は、金持ちの贅沢な趣味になる?

こんにちは、サカモトです。

アマゾンジャパン株式会社は、2015年11月5日Kindle ダイレクト・パブリッシングのアワード受賞者を発表。著者の販売やレビューにおいて好評を博した苫米地英人氏が選出されました。

「KDPっていうのは、ダイレクト・パブリッシングのKindle版でKDPなんですけども。著者が自分で打ち込んだやつをそのまま、送ってそのままKindleにダウンロードされるっていうので。

編集もなければ、出版社も通さないっていうやり方です。
今年、14冊くらい出して、その内2,3冊がさっきみたいにベストセラーになっていたんで。いただいたんですけど。

まあ、これ、いつかっていうのは2020年なのか、2030年になるのかそれは分からないですけれども、紙の書籍、その頃の子供たちは、

「昔は、本は紙っていう炭素ベースの高分子化合物で出来ていて燃えるし、破れるし、重たいし、そんな時代があったんね」って言われる時代がきます。

ですから、間違いなく、その時でも今のレコードとかもしくはその時代は、LEDじゃなくて白色電球が金持ちの娯楽になってますから。

おそらく、「贅沢な趣味にこれから紙の書籍はなっていく」んじゃないかと思います。

で、今後電子書籍が、図書館をベースに公共図書館で急速に動いていくんじゃないかと。というのは、来年4月に障害者差別解消法っていうのが施行されまして、でこの中で簡単に言うと、iPadみたいなものだと、簡単に文字とか大きくできますよね。

白黒反転とか出来るし、読み上げとか出来るんで、そういった意味で、その今3200館の公共図書館のうち40館のみが今、電子書籍の貸し出ししているんですけども。

これから、増やすって言ってて、この法律が通ると一気に増えるんじゃないかと思います。一つは、これオンデマンド印刷で、電子書籍のものをオンデマンドで印刷できるんで。

これからは、書店にオンデマンドプリンターみたいなのが出てくるとまで言われているんで。

そういった意味で、どうしても紙が欲しい人はオンデマンドで印刷するっていう時代がくると思います。

で、今後は、実は10月16日に連邦控訴裁判所で判決出たばっかりなんですけれども、米グーグルが書籍の全文を検索に入れている、そのグーグル・ブックスっていうのは、これ結局合法判断出ましたんで、これで図書館も電子化していくのが一気に加速すると思われます。

と、いうことで、電子書籍のサービス今後の展望をざっと見ていこうと思いますけれども。まず、今月、来週とも言われていますけれども、アメリカでは来週、日本ではまだいつか確定していませんが、iPad Proが出ます。

12.9インチのやつで、これがおそらく仕様をこれからどんどん、どんどん牽引していくんじゃないかと言われています。電子書籍で。

それと、文部科学省は2020年までにすべての学校で1人1台のタブレットを導入するってもうすでに言っています。で、後は実はようやく今年1月に施行されたばっかりなんですけども、著作権法が改正されて電子書籍の出版権って今までなかったんですよ。

ですから、何か例えば著作権侵害があると著者が直接訴えないといけなかったんですけど、今後、当たり前ですけど、出版社が出来るようになりました。

それと、本をやっている人は、再販制度ってよくご存知だと思いますけど、あの、独占禁止法の数少ない例外が書籍なんですけども、定価を出版社が決めていい。

そして、必ずそれで売らないといけない。その代わり、売れなかったら全部返本していいっていうシステムなんですけど、
これ定価維持なんですけども。

実際は電子書籍の世界では、例えば今回はKindleのKDPの
そのアワードで、私のKindle書籍全部を50%オフのセールやってます。みたいに、50%割引はもう電子書籍の世界では当たり前なんで。

そういった意味では、その定価制度っていう再販制度ともに壊れていくってのが、電子書籍を中心に起きていくんじゃないかと思います。」

ようやく、電子書籍が教科書にも移ってくるんですね。

そうなると、学校の教科書で儲けていた書店が次々とつぶれるようなことが起こると思いますが・・・これも、時代の流れなのでしょう。

今回は、ここまで。

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