人の匂いが気になる

電車内、駅、街中

すれ違いざまに、人の匂いに惹かれ、何の匂いだろうと気になることはないだろうか。

そして、同じような匂いの香水や柔軟剤が欲しくなり、検索したくなる。

しかし困ったことに、匂いっていうのは表現が非常に難しい。

例えば、服やアクセサリーだと、「赤いTシャツ」や「小さめのピアス」など具体的に色や大きさ、形などで説明することが出来る。

匂いはそうはいかない。

「ラベンダーの香り」や「シトラスの香り」等の名称はあれど、香水を作っている会社によって微妙に違っていたりするし、目安程度でしかないだろう。
しかも、ラベンダーやシトラスなんて日常で頻繁に出会う香りではない。

もっと、日常に溶け込んでいる、形容しがたい良い香りもあるはずである。

そしてそれは形容しがたい香りなので、言葉で説明するのは難しい。

なんで人間は長い歴史の中で匂いに固有の名称を付けてこなかったのか...。

祖先らに文句を垂れながらも、僕は匂いの指標としてあるものを代替している。

それは『音の帯域』である。

なんとなく、ラベンダーやシトラスの香り等の爽やかな香りは『高音域』、もっと男らしい香りは『低音域』というふうに、勝手に位置づけている。

今欲しいのは『低音ブリブリの香水』だ。

でも、香水屋さんで「低音ブリブリの香水ください」なんて言えないしなぁ

あ、それか普通に「男らしい香りの香水ください」って言えばいいんじゃない?

それか、探偵ナイトスクープに依頼する。

大体の事は解決してくれるからね!


#香水  #匂い

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