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デザイナー6年目。制作会社ではなく、事業会社でブランディングをする選択。

こんにちは、4月からFindyでコミュニケーションデザイナーをしております、おそよです。
入社1週間という、この短い時間で想像していたよりもたくさんの気付きがあったので、その備忘録としてnoteはじめてみます🌝

はじめに

自己紹介です。

新卒:印刷会社で壁紙床材のデザイン、プロモーションをやる
2社目:デジタルやらなきゃやばい → Web制作会社へ転職、デジタルとアナログの両輪のデザイナーになる
3社目:ファインディでコミュニケーションデザイナーへ

といった経歴を辿りました。とっても略歴。

もともと大学では、広義のデザインを学んでいたこともあり、デザイン思考を用いたワークショップやメディアを問わないデザインに取り組んでいました。
人の行動、意識、感じ方に寄与するデザインを考えるのが楽しく、修了制作では真っ白な絵とかをエンボスで描いてました。

光の当たり方で見え方が変わる作品「Materialized Visual」


就職後は紙媒体のデザインが好きだったこともあり、印刷会社へ進みましたがデジタル化の波に危機感を感じ、Web制作を中心とした受託制作会社に転職しました。
制作会社ではWebデザインだけでなく、ロゴやパンフレット、展示会ブースなど幅広い案件に関わらせていただくことができ、デザイナーとして充実した経験を積むことができました。

制作会社から事業会社へ、転職を決めたきっかけ

Web未経験のジュニアデザイナーから入社した前職の制作会社でしたが、ミドルデザイナーにスキルアップした頃から感じ始めたクライアントワークでの気付きが転職を考えたきっかけでした。
私が所属していた事業部ではクライアントの企業課題のヒアリングから入り込み、課題に対して最適なソリューション、クリエイティブは何か?を考え企業にとって最適な提案することを大切にしていました。
デザイナーとして、メディアを横断したクリエイティブ提案を強みとしていたこともあり、ブランディング文脈での提案に関わらせてもらうことも多かったです。(ブランディングが好きで自ら取りにいったというのもあります🤗)

そんな中で私自身、クライアントワークでは手が伸ばせる範囲が限られてしまう、それによるもどかしさをすごく感じました。理由としては予算だったり、決定されてしまった事柄のみ降りてくるなど様々なものがありましたが、プロジェクトを通してブランディングを企業全体に染み渡らせていくことの難しさに気付いたのが転職を考えたきっかけとなりました。

事業会社を選んだ理由

きっかけはブランドの浸透、醸成の難しさをクライアントワークを通して知ったことでした。だからこそ、自分が事業やブランドをつくる側に立ち、より事業や経営に近い距離で併走してブランドを醸成していくことに挑戦したいと思い、長期的なブランディングを必要とする事業会社へ転職を決めました。また、生活の変化をものすごいスピードで感じる中で、企業側からの一方的な関係性ではなく、企業とユーザでコミュニティを育てていくことができるようなブランディングにチャレンジしたいという理由もあり、事業をつくる側を志しました。

なぜ、ファインディなのか?

素直な話でいえば、スカウトの熱量とユーザに対する誠実さに惹かれたのが大きいです。
そして、同じぐらい事業の成長フェーズのおもしろさと事業成長に対してブランドづくり、ファンづくりを接続させていくおもしろさを感じたのが大きな理由でした。

ファインディは「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」をビジョンとして掲げています。ファインディにはエンジニアにとってより良い選択や機会の創出となるような転職を支援するユーザサクセスチームがあり、私の転職テーマであったブランドのファンづくりが実践できそうだと感じたのも決め手の一つでした。(余談ですが、熱量半端ないスカウトは元ユーザサクセスチームの採用メンバーが送ってくださったそうです。私のこれまでの制作物やキャリアをたくさん調べてくださったんだろうなというスカウト文にファインディの強みであるユーザに寄り添う力を感じました。)

ファインディの大人気ノベルティ。
持ってると楽しくなりそうなエンジニアのためのお守り。

ファインディに入社しての気付き

まずは圧倒的なスピード

まだ1週間しか経ってないんですが、制作会社にいた時の体感1ヶ月は経ったような気がします。理由としては、オンボーディングの情報量がすごく、最初の2日間かけて、ファインディが目指していることや現在の状況がインプットされ、爆速目線合わせがされます。そのおかげであたかも1ヶ月ぐらいすでにいてファインディのこと少しわかってきたぞ!という気持ちになりました。

また、もう一つ圧倒的スピードを生み出している理由として、まずやってみるということがとても実践しやすい環境だと感じました。これまでは始める前にこの進め方で大丈夫かな?みんなと認識合わせした方がいいかな?というのをすごく考えていたのですが、考えてわからないなら結果から考えるという思考に切り替わってきたように思えます。切り替えられた理由としてもメンバーが行動をポジティブに受け止めてくれるので、成果や行動をシェアしやすい環境だと感じました。

ブランドはつくりながら醸成する

これまでのクライアントワークではブランドを定義すること、決めることが仕事でした。これからもブランドを定義し、言語化し、ビジュアル化していくことは変わらないように思えますが、それよりも今は日々の制作物を通してファインディブランドの本質を探っているような感覚です。そのためにも事業を成長させるためにはどうあるべきか、より他部署と連携しながら探っていく必要性に気づきました。

そしてバナーデザインは奥が深い

入社して1週間で3本のバナーデザインに取り組みました。これまでビジュアル設計の中でバナーデザインのテンプレートを作るなどの経験はあったのですが、実際にイベントや企画された広告物をデザインしたことは初めてでした。自分が制作したバナーが公開され、反応やタイムライン上で確認してみるとなんかわかりづらいかも…?と焦る。
考察してみると自分のデザインはできてる気がするが、キーワードの目立たせ方がいまいち?見る人が直感的に反応できるデザインになっていない?と感じました。キーワードやトレンドになっているニュースは生物です。ユーザが何を知りたいのか、何を必要としているのかがうまくかみ合わないと訴求がずれたデザインになってしまうのかもと思いました。
ファインディのデザインチームには素晴らしいバナーを作るメンバーがいるのでぜひ、技を盗みつつよりユーザに直感的に響くバナー作りを頑張っていきたいです。

ファインディでまずやったこと

ファインディに入社しての気付きを紹介しましたが、それと共に実際にやったことも紹介したいと思います。

ファインディのコミュニケーションデザイン領域は先月からデザイナーが1名加わったような状況で、それまではグラフィックに知見のあるプロダクトデザイナーがコミュニケーション領域もカバーしていました。
ファインディは様々なトライをスピード感を持って日々取り組んでいるため、バナー制作や広告まわりも忙しさからどうしても受け身になってしまう状況がありました。なぜこの広告を出すのか、どういった狙いのある施策なのかなど、情報が取りきれておらずデザイン側での施策効果を検証しづらい状況があったようです。
なので、まずはファインディのやっていき精神とスピードでマーケの人と会議に参加、メンバーに情報を共有、メンバーが同じ認識と目的を持ってデザインに取り組めるようにしました。また一部テンプレート化を進めるなどを運用改善も実施しました。

入社の挨拶と共にマーケの会議に潜り込む。早速明日の会議に参加したらマーケの方がめっちゃウェルカムで嬉しかったです。

これからについて

1週間での気付きを共有しましたが、まだまだ1週間です。
勉強しないといけないこともたくさん、わからないことだらけです。
ですが、ファインディらしいクリエイティブをたくさん生み出していけるように頑張りたいと思います。

目指すはデザイン面からもファインディ素敵!といってもらえて、エンジニアにとってもワクワクするようなクリエイティブを生み出していけることです。楽しみですね🤗

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします!


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