マイアミ旅行／マイアミ空港では

あっという間の、土曜日。あっという間というのは、リタイアしたのでいつもの事。今回も早い一週間が過ぎようとしていた。朝のフライトで早めだったので、前の日に外出先から帰ってきた時に、ホテルのフロントの人にタクシーを手配してもらうよう頼んでおいた。

翌朝、アラームをセットしておいたが、またもや、アラームが鳴る７分前に目が覚めた。相変わらず、体内時計はしっかりしている。自律神経失調症だとずーっと思ってたけど、勘違いだったかもしれない。笑

準備して待っていると、フロントから電話がかかってきて、タクシー着てますよ！と言われ、下に降りた。サクッとトランクに荷物を入れていざ空港へ。マイアミビーチでから空港までは、フラットレートの３５ドル。これ以上請求されることはない。が、乗る前にフラットレートかどうかを聞いてから乗った方がいいかもね。

４０ドル払って、おつりはチップでと言って、さっさと空港内へ。ボーディングパスを機械で出して、スーツケースをチェックインして、セキュリティーへ。そこで、殺気立った人が沢山居たんだよね。ほら、例のディレイ。

人数足りないのは、コロナだのなんだのとしょうがないとして、ディレイの為に乗り継ぎある人達は大変なんよね。乗り遅れるから。その日は、乗り継ぎでNYに行く人たちが、殺気立っていた。セキュリティーのスピードが遅くって間に合わない！前に入れてくれないかしら？と私たちの前に入って来る人もいた。

このシーン、テキサス内の空港でも何回も見たことあるんだけど、こんな時、空港の職員はムカつくほど、塩対応なのよね。私も、たびたび驚くわ。女の人なんか必ず泣くもん。乗り継ぎに間に合わない！メソメソ　って。

でもさ、今回のは、行き先インドとかじゃなく、泣く子も黙るニューヨーク。ｗｗ　遠くの方から、Ｆワード連発の威勢のいい黒人の姐さんの声が響き渡ってたわ。笑　たぶん、私は、無理だろうな、あそこに住むのは　と思うＮＹＣ。これが理由さ。ニューヨークってこういうドラマに耐えられる人達が住むところだと、つくづく思った。ほんと、いろんな人が多すぎるのよね。

しかしだ、セキュリティーチェックが早くできるTSAPre Checkが隣にあった。例の、前も持ってアプライしておくと、セキュリティーを早く通過できるというアレ。ものすごく暇そうにしてるのよね、隣では。もしかして普及していない？実は私もアプライしていない。だから、次に飛行機で旅行する時は、前もって申し込みをしようと思う。

今特に人手不足で、クルーが足りないから出発が遅れる！って、客がずっこける様な理由を言ってくるから、プレチェックやっておいた方がいい。プラス、塩対応。どんな理由でも、絶対に優先してセキュリティーチェックをやってくれない。

驚く事に、私たちのヒューストン行きの便は時間通りに出発できた。２時間くらいで着いてしまう国内線は寝るに限る。貰ったクッキーも小麦粉入りだから息子のお土産になった。ああ、このクッキー食べたかったクッキーだ！グルテンフリーにする前に食べておけばよかった！と思ったブランドのクッキーだった。

今回初めてヒューストを上空から見てびっくり！

真ん中ら辺のベージュ色のエリア、全部、石油関係の工場や貯蔵庫だよ！こんなの見たことないわ。こんなのが、あっちこっちにあるんだよ！ヒューストンって。さすが！ブッシュ家が、何故あんなにビッグになったかってわかる気がする？いつ何時も、先見の明大事やね。

でもさ、車産業からオイル事業。今までは良かったけど、車に依存しすぎてたのが仇になってるよね、アメリカ。電車がないから不便で移動しにくいし。そうだから田舎は田舎、都会はごみごみと混んでる。住むところが違うから、考え方も全然違うし、行いも違う。

他人の常識は私の非常識じゃないけど、考え方が違い過ぎる人たちと、一緒に暮らせば、考え方の差によってうんとストレスがたまる。ストレスがたまれば、アンハッピーな人が増える。またそんな奴らが、アサルトウェポンを自由に買える。やっぱ変なんだよね、今のアメリカ。ここにずーっと住まなきゃならないのかと思うと気分が滅入る。

先日、夫が気が付いたように、ぼそっ　と言った言葉を私は見逃さなかった！私が、「やっぱりさ、子供のころに住んだところで落ち着くのが一番いいと思うんだよね。私は、シカゴの北辺りはどうかと思うんだけど。どうかね？私も、最近日本ならどこがいいと、いろいろ考えを巡らせたけど、やっぱり横浜に帰るだろうって思ったよ。それくらい古郷ってしっくりくるところだと思うのだよね。」と言ったら、

「そうだよな、飽きたら、オヘアからどこにでもいけるし。」だって！！！

そうそうそうなんだよ！嫌になったら、移動できる手段があるとないとじゃ、幸せ度全然違うんだよ。それが交通の便がいい土地が良いという大きな理由なんだ。横浜もそうだし、シカゴもそうなんだ。私がフランクフルトが大好きだった理由がここにある。電車もバスも飛行機もあるから、行きたいところは、どこでも行けちゃう！車は年を取ると面倒なだけなんだよね。専用運転手が欲しいくらい。

夫、身をもって理解し始めた、アメリカの不便さ。よしよし。