見出し画像

家族葬を行う際の金額は?相場と節約方法を紹介!

<こんな人におすすめ>
家族葬にかかる金額の相場が知りたい方
・家族葬にかかる金額の内訳が知りたい方
・家族葬にかかる金額を節約したい方

参列者の少ない家族葬は小規模な葬儀となるため、葬儀費用は安く抑えられるというイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。しかし家族葬は自由度の高い葬儀であるため、葬儀の仕方によっては予想以上に費用が高くついてしまうこともあります。

事前に家族葬にかかる費用についての知識を持っておくことで、不要な出費は抑えられます。そこでこの記事では、家族葬に必要な金額の相場と節約方法についてご紹介します。家族葬をお考えの方は参考にしてください。

葬儀をお急ぎの方は「0120-215-618」までお電話ください。

※電話アプリに直接ご入力ください

家族葬にかかる金額の相場

家族葬にかかる葬儀費用は、全国的にみると60万円~110万円程度が相場となっています。飲食代や返礼品にかかる費用などをのぞいた葬儀そのものの費用は、一般葬に比べて3割ほど安くなるといわれています

葬儀における風習の違いや物価の高低から、葬儀費用は地域差が大きく出るものです。たとえば物価が高い首都圏では、家族葬の相場は全国平均よりも高くなる傾向です。また北海道エリアでは、飲食代などを含めた総額が50万円程度からの葬儀も可能となり、比較的安い費用で広い斎場を借りられます。

家族葬にかかる費用は、相場こそあるものの選択するプランによって金額は大きく変わります。家族葬を選択するにあたっては葬儀費用の相場を把握し、独自のプランによってさらに葬儀費用を抑えられるかを検討するのがよいでしょう。

最近では家族葬を選択する人も増えています。柔軟にプランを選べる家族葬は、葬儀費用を抑えたい方にとってメリットが大きい葬儀形式といえます。葬儀社は状況や遺族の要望にそえるよう豊富なセットプランを用意しているため、葬儀費用の予算に合わせての選択も可能です。

家族葬にかかる金額の内訳

家族葬にかかる金額の内訳もみていきましょう。葬儀にかかる費用は「葬儀一式費用」「施設利用料」「飲食代」「寺院などに支払う費用」の大きく分けて4種類です。葬儀社のプランによっては、ほかの名目の費用が発生する場合もあります

家族葬にかかる金額の内訳を知ることで、何を必要として何を不要とするかの判断ができるようになるでしょう。自由度の高い選択ができる家族葬であるからこそ、内訳について理解しておくことをおすすめします。

葬儀一式の費用

葬儀一式の利用料とは、葬儀に行うにあたって必ず必要となる葬儀費用です。ご遺体の搬送からはじまり、通夜・葬儀、火葬・お骨上げと続く、葬儀葬送を執り行うための費用です。葬儀本体費用とも呼ばれます。

供花は1基あたり1万2,000円~2万円程度がかかります。一般葬では、喪主や施主が供花を出すかどうかは地域によって異なります。家族葬の場合はほかの人からの供花が少なく祭壇がさみしくなる傾向にあるため、喪主や施主が供花を出すケースも少なくありません。迷った場合は、地域の葬儀について熟知した葬儀社に相談することをおすすめします。

香典に対するお返しである返礼品の費用は、会葬御礼品と御礼状と合わせて1人あたり2,500円~3,500円ほどが相場です。棺の費用は桐棺で3万円~8万円、布張りで8万円~15万円が目安となります。祭壇費はサイズが大きくなるほど高額になるのが特徴です。最も安いもので5万円ほど、相場は15万円~60万円です。

施設の利用料

葬儀を執り行う式場を借りる場合は、施設利用料がかかります。民間法人や寺院で運営している場合は10万円~20万円が目安となります。自宅で葬儀を行うのなら、式場利用費は一切かかりません。

一般葬と比較した場合、家族葬は少人数となるため小さな斎場を選択しても問題ありません。家族葬に参列する人数を考慮して、小さな斎場の利用を選択することを視野に入れてもよいでしょう。

飲食代

一般葬と同じく、家族葬でも飲食の席を用意するのは一般的です。通夜式後の通夜振る舞いの費用は1人あたり1,500円~2,500円が目安となります。告別式後の精進落としは会席料理やお弁当形式で提供し、1人あたり4,000円~8,000円と見ておけばよいでしょう。

家族葬の場合はしっかりとした料理を出すのが一般的で、通夜振る舞いの費用が高くなることも頭に入れておきましょう。精進落としの費用もアルコールを提供するかどうかによって費用は大きく変わるのが注意点です。

寺院に支払う費用(お布施など)

日本では最も多い仏式の葬儀において、寺院に支払う費用は戒名料、読経料、御膳料、お車代の4項目です。戒名料の費用相場は10万円~20万円です。読経料は20万円~30万円であるものの、地域や宗派によって違いがあることを覚えておきましょう。

僧侶が告別式後の忌中払いの席に同席しない場合は、御膳料を用意する必要があります。5,000円~1万円が費用相場となります。お車代は、僧侶を家族や親族で送迎する場合は必要ありません。費用相場は市町村内への移動で5,000円、隣接した市町村間の移動で1万円です。

家族葬にかかる金額を節約する方法

低予算のイメージがある家族葬ですが、一般葬よりも葬儀費用がかかってしまうこともあります。葬儀費用を抑えるという目的で家族葬を選ぶご遺族もおられるでしょう。家族葬にかかる費用を節約する方法は、大きく分けて3つあります。必要のない費用がかかっていないか確認していきましょう。

飲食不要の場合は用意しない

一般葬の場合は遠方からも参列者がお越しになるため、飲食の席を用意するのが一般的です。しかし、家族葬の場合は飲食の席を用意しないケースも少なくありません。各ご家族で食料品を調達し、控室で食べて済ます場合もあります。それぞれで料理を作って持ち寄るのもひとつの方法です。

飲食の席を用意しないことによって、家族葬の費用を抑えることができます。料理が無駄になってしまうことも考えて、飲食の席を用意するか否かを判断しましょう。

葬儀プランを細かくチェックする

自由度の高い葬儀である家族葬は、多岐にわたる葬儀プランが用意されています。葬儀プランを選択するにあたり、重要となるのはオプション費用の見直しです。たとえば会葬礼状を送らないことによって、家族葬の費用を抑えることもできます。

参列者に車を手配せずに、それぞれの自家用車を利用していただく案内をするのもひとつの方法です。車を手配するにしてもマイクロバスよりもタクシーのほうが安くなることも少なくありません。道案内の看板を用意しないだけでも数千円~数万円の費用の節約になります。

菩提寺がなければ寺院関連の費用を節約できる

先祖と密接な関係にあり、通常のお寺よりも関わりの深い存在となるのが菩提寺です。しかし、当然ながら菩提寺がない場合もあります。菩提寺がないのなら寺院関連の費用を抑えることができます。

寺院関連の費用が頭を悩ませる問題になる場合は、より費用がかからない寺院への変更を視野に入れてもよいでしょう。長年お世話になってきた関係ではあるものの、菩提寺の変更も可能です。

また、自由葬と呼ばれる無宗教式の家族葬を選ぶ場合は、戒名や読経の必要がなく寺院関連の費用はかかりません。ただし、菩提寺にあるお墓に入れないといった問題も出てくるため、これまで仏式で葬儀を行っていた家系では寺院関連費を抑えるかどうかはよく考えてから決めましょう。

家族葬でもらう香典の金額

家族葬でいただく香典の金額は、事前に頭に入れておいたほうがよいでしょう。香典をいただく以上、香典返しをしないといけないためです。故人との関係や参列者の年齢によって、いただく香典の金額は変わります。最低限の金額や一般的な金額の目安を覚えておくことで、後の対応もしやすくなるでしょう。

香典の相場

香典の相場は故人との関係によって変わります。自身や配偶者の、兄弟や姉妹の場合は最も高額となり最低3万円からとなります。叔父・叔母や祖父母、仲人で最低1万円、上司や友人知人で最低5,000円が目安です。故人との関係性から適切な対応をとりましょう。

香典の金額は、多すぎても少なすぎてもよくないものです。しかし、故人と特別に深い関係性である場合は、お気持ち分として多く渡すことに問題はありません

また、参列者の年齢によっても香典の相場は変わります。自身や配偶者の親を例に見てみましょう。20代の場合は3万円でも問題はないものの、30代で5万円から、40代では10万円以上と年齢が高くなるにつれて香典の相場も高くなります。

香典の金額については、故人との関係性と参列者の年齢の両方を照らし合わせて適切な金額を算出しましょう。

香典の返礼品について

香典の返礼品を選択するにあたり、避けたほうがよいものをまずは知っておきましょう。即日渡しなら持ち帰りにくいものはやめましょう。商品券やギフト券は現金を贈ることと同じと受け取られ、失礼にあたるという考えもあります。しかし、カタログギフトであれば問題ありません。一般的には、食品や日用品などが香典の返礼品に選ばれています。

ただし、食品のなかでも肉や魚は「四つ足生臭もの」として避けられています。嗜好品は慶事で使われるため、香典の返礼品として相応しいとはいいがたいものです。昆布や鰹節も同様に縁起のよいものであるからこそ、避けたほうがよいでしょう。

香典の返礼品の選択で迷ったときは、マナー違反とならないかを大前提に考えるようにしましょう。マナーやしきたりで失敗することなく香典の返礼品を渡すためには、何が不適切であるかを知ることが肝心です。

まとめ

家族葬の料金は各葬儀社によって異なります。また、地域や規模によっての違いが大きいことも特徴です。家族葬を行うにあたって適切なプランを選択する、あるいは節約をするためにどの葬儀社を選択するかが大きなポイントになります。

小さなお葬式では、低価格から執り行える家族葬のプランを用意しています。家族葬の料金を抑えたい方は、ぜひ小さなお葬式にご相談ください。

葬儀をお急ぎの方は「0120-215-618」までお電話ください。