(2) 空の包容力

患者さんに言われたことで凹んだり

患者さんに言われたことで救われたり

今日は一日メンタルが忙しかったな〜

（これは全部PMSのせいにしておこう）

冷たい角氷のような言葉を浴びるからこそ

お婆ちゃんが淹れてくれる湯呑みのお茶くらい

温かい言葉がこの世にはあるって事を知るんだね

分かっているつもりでも

まだまだ私は新卒の時と同じで まだまだ未熟

（そんな今日）

仕事終わり

いつもどおり職員玄関の扉を開けた瞬間に

飛び込んできた

この一面のピンク世界、、、

「お疲れさま」のご褒美のような空だった

メンタルが忙しくて疲れていたはずなのに

足は軽くなっていき

足の向かうままに

遠回りをしながら

ピンク世界を創り出す不思議な空を追いかけた

どう遠回りしてたか分からないくらい

ふらふらといつもと違う帰り道を歩きながら

存分にピンク世界を満喫して

いつもの地下鉄の出口に着！

そしたらね、

地下から地上に出て来たすれ違う人々

みーんなが

ピンクに照らされながら空を見上げたりして

一挙にピンク世界に入り込んでいくの。

行き交う人々が空を見ながら歩いてる光景は

ここ最近にみた光景で一番微笑ましい瞬間。

美しくて切り取って持ち帰りたいと思った、、、

私が職員玄関の扉を開けたときのように

私と同じように

あまりの一面のピンク世界に

私と同じように

すれ違う人みーんな

私と同じように、、、

みんなは今日

どんな1日だった？

どんな気持ちで空をみた？

（一人一人に聞きたい気分）

空の包容力

これからもよろしくね。頼んだよ。

今日も一日お疲れさまでした。

end.