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ラブライブ!のパネル問題などについて良くある誤解


【初級編】
・クレームを入れる方を「独善的」
→行動だけでは独善を判断できない。結果だけを見ればラブライブの件で騒動を起こしているのはフェミニストたち。

私は事を荒立てている事実だけを見てその張本人を独善的だと判断しているような人間を何人も観測した。それはいけない。

【中級編】
・性的に感じることは人それぞれだから基準を設けようがない
→性的に感じることと性的表現が何かは違う話。

個人の特殊な性癖にまで話の裾野を広げればそれこそ基準が設定不能かもしれないが、ラブライブ!騒動などで問題になるのは特殊ではなく一般の話。一般的に性的表現とされる表現が公の場に相応しくないというだけの話だ。

・私が不快と言ったらそのツイートは消すのか?
→本心と恣意の区別を付けよう。

恣意的な丁稚上げで生まれた悪質なクレームに当然応える義理は無い。だが社会的な正しさを孕む本心からの申し出なら社会は応える義務があるはずだ。

・法で縛られていないから問題無い。警察が来るわけではない。

→法や警察を正しさの絶対的な物差しかのように信頼するのは権威主義的に思える。

法が全ての反道徳を縛っているわけでは無い。例えば道端で拾った、持ち主の名前まで書いてある明らかな誰かの落とし物があったとしよう。それを自分のものにしてしまうのは道徳的とは思えない。

だがそれを縛る法は存在しない。




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