見出し画像

睡眠泥棒

君のことが、どのくらい好きなのか
そのことを考えていると、いつも眠れない。

君は僕に、
いったい私のなにが好きなのかを、問いかけてくるけれど、
それを一つ一つ答えていくとなると、今日だけじゃなく、
明日も、明後日も、やっぱり眠れない。

君はいつも、僕に向かって、
あなたのことが心配だから、今日は早く眠るようにと、そう促すが、
同じだけ心配をかけてくる君のことを思うと、
今夜もやっぱり眠れない。

君が夜に寝られない訳を聞いてから、
君を寝かしつけるまでは、先に寝るわけにいかないなぁと、
ある種の使命感を感じてしまっている僕は、
やっぱり今も眠れない。

いつでも、そばにいてあげることができたなら、
お互いの肌の温もりを感じること、たったそれだけのことで、
二人して良眠へと落ちていくのであろうが・・
その術を持たない今は、ただ君のことを思って眠れない。



私の為に注いでくださった想いは、より良い創作活動への源泉とさせていただきます。こうご期待!!