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西成区スタンプラリーレポ

西成区の飛田地区商店街では、1月20日から22日の3日間に渡って地蔵尊を巡る「地蔵正月」が開催されました。
今回は、商店街の各所に点在する地蔵尊を周り、2つスタンプを集めて抽選を引くというスタンプラリーと23日には講談師・旭堂南歩さんによる創作講談の会も同時開催されました。

今回は、そのイベントレポートをお届けします。

名所を巡るスタンプラリー

地蔵尊に設置されるスタンプ台の様子

飛田地区商店街の路地裏や長屋の入り口には地域の住民らが守ってきた多くの地蔵尊がまつられています。
他にも

・芸能人が多く住むてんのじ村があったことを示す石碑
・三味線の材料に使われた猫を供養する「猫塚」
・大きな池の龍を祀った祠

など、地元の「名所」13箇所にスタンプ台が設置されました。

創作講談の会

ココルーム入り口

22日には同地区商店街内のココルームにて創作講談の会と、旭堂南歩さん・狐狸窟彦兵衛さんによるトークショーが同時開催。

講談中のはなのえあさひさん

前座には関大落研のはなのえあさひさんが登壇し「扇の的」を披露。
学生さんながらに落ち着いた喋り口調、そして人を惹きつける力で会場をもりあげてくださいました。

創作講談「咳止め地蔵の由来」

講談中の旭堂南歩さん

明治時代に国民病とされた結核の疫病退散を願ってまつられた地蔵尊をテーマにした狐狸窟彦兵衛さんが創作された講談「咳止め地蔵の由来」を講談師・旭堂南歩さんが、披露しました。
講談の中には西成区の成り立ち、咳止め地蔵尊の由来などが盛り込まれており、地域のことをより知るきっかけになりました。

満員御礼の会場内

会場内は満員御礼!!

トークショー

トークショーの様子

講談のあとは旭堂南歩さんと狐狸窟彦兵衛さんによるトークショーが開催され、講談では伝えきれなかった地域の歴史や魅力について話してくださいました。

まとめ

治安の悪いイメージを払拭し、安全安心になった西成区を知ってもらい。
地域住民には薄れゆく地元の歴史を知り、愛着を持ってもらいたい。
と願われて本イベント「地蔵正月」は開催されました。
来年再来年と続き、長く愛されるイベントになることを願っております。

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