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ダウン症の子、いつからリハビリ始める?

みなさんお久しぶりです。
ずいぶん投稿滞ってしまいました😓
SNS比較的放置しがち民な私です笑

記事を書くのも、投稿を作るのも好きなんですが、物事をコンスタントに行うって難しいですね〜😇(お気づきかと思いますが、ズボラな性格です笑)
毎日、コンスタントに投稿している同業者さんすごすぎる〜

ストーリーは比較的毎日投稿しているので、よかったら見てくださいね🧡 その日どこで仕事をしているのか、何をしているのか、面白かったこと、想った事、可愛かったこと、そしてたまに少しためになることなんかも載せています。

前置きが長くなりましたが、本日はインスタのストーリーに載せた
『ダウン症の子のリハビリって、いつから始めたらいいの?』という記事です👇


1『ダウン症の子のリハビリって、いつから始めたらいいの?』

一般的にはお医者さんの指示のもと、その子に必要な時期に必要な科のリハビリが開始されます。理学療法(PT)が最初に始まることが多いですが、最近は作業療法(OT)や言語聴覚療法(ST)からスタートする方もいらっしゃいます。

主治医の治療方針や合併症の有無、通院先や地域の状況など、その子を取り巻く様々な要因により開始時期が決まるので、○歳から始まるといった基準はありません。

今まで多くのダウン症の子ども達のサポートに入らせていただきましたが、最年少はなんと1ヶ月!
最年長は30代(確か…)。首が座る〜歩く〜学齢期〜大人の体のトラブル、数多くのサポートに入らせて頂きました。

その経験を元に、運動や体の発達を軸に考えると個人的には3ヶ月頃までに始められるとベストかな?と感じています。

→ダウン症の子の身体づくりに関する有名な書籍を出されている、パトリシア・C・ウィンダーズ先生の著書にも首が座る前からのサポートの重要性が載っています。


2『首が座る前にできる事』


首が座る前だからこそできる事が沢山あります。
最初に獲得する運動発達である首が座る(定頸;ていけい)前からサポートすることで、その後の発達がスムーズになったり、ダウン症の子特有の運動や体のクセを予防する事ができます。

仰向けに寝たままでも、
・首を左右に動かす練習
・首を真ん中に留めておく
・手で物を握る
・両手を合わせて遊ぶ
・足を擦り合わせる
・膝を立てて遊ぶ
・物をじっと見つめたり追ったりする
・音や光の刺激遊び
・スキンシップ

そのほかにも
・どんな環境で日中過ごしたらいいか
・動きが出やすい環境にするには?
(マットレスや毛布)
・どんなおもちゃが良いのか
・体を知るための遊び方
・どんな声かけ、関わり方がいいか
・抱っこの仕方

などなどなど…

まだまだ書ききれないほど沢山あります。

首が座る前に、向き癖や運動の左右差を減らしていくことは、その後の運動発達のクセや左右差軽減にもつながっていきます。

低緊張な子ども達が世の中の重力や刺激と向き合って生きて行くのはとても大変な事で、その中でも子ども達は一生懸命動こうと頑張っています。

その気持ちを大切に、本来持っている力を無理矢理な方法ではなく、良い形で最大限に発揮するためにはその時期やその子の体に合った適切なサポートが必要となってきます。


3『小さい頃からガッツリ運動のリハビリ開始?』


リハビリのイメージ、特に理学療法に関しては
《お座りドン!》《ハイハイやるぞ!》的な、
ガッツリ運動、筋肉つけていこうぜ!といった
イメージがあるかもしれません笑

もちろんそれもリハビリですが、おもちゃで遊ぶ、パパママとスキンシップをとる、良い姿勢で過ごす、などその子の体や生活に合った関わり方日常の過ごし方がすでにリハビリ(サポート)になっていきます。

その子の生活や状況を見て、ご家族に『こんな感じで過ごしたり遊んでみてはどうでしょうか?』と言ったアドバイスがリハビリとなっていきます。

Brightの【訪問運動発達支援】がまさに、生活に合った関わり、日常の過ごし方に力を入れています。
日々生活しているお家で行うからこそ、柔軟な対応が出来るスタイルの支援だからこそより力を入れて行う事ができています。


4『首が座る前の子のリハビリ;ご家族からのコメント』

現在サポートさせていただいている子のご家族が、

『サポート後はできることが増えて、子どもの成長に毎回パパと驚いています。』

『家での関わりで変わるんですね。』

『色んな思いがあったけど、リハビリの時間がとても好きです。子どもの成長やかわいい姿をゆっくり見れるから。』

とすごく素敵な言葉を言って下さいました🌸

お子様が産まれてすぐの時期は、色々な思いが巡る時期かと思います。もし、子どもの事を相談してみたいな、今何かできることはあるかな、そう思った時はいつでも気軽にご連絡下さい🙂
Brightは、いつでもすぐにサポートできる体制をとっています(申請等の手続き不要)。

いつでも公式LINEInstagramのDMへご連絡下さい。ご相談に関しては簡単にですがお返事させていただきます☺️🧡


5『今頑張っているダウン症の子達へ』

もちろんダウン症の子リハビリは何歳からでも遅くないですし、何歳からでもできることが沢山あります。歩いてから、小学生、大人になってからでも一緒に運動を頑張って、出来ることが増えた子、体の使い方が上手になった子を沢山見てきました
(運動リハで言葉が出る子や意思疎通が上手になる子も沢山いますよ✨←こちらはいつかまた投稿で♪)。

そんな才能あふれるダウン症の子達だからこそ、より小さい頃からその子に合ったその子に必要な関わりができると、運動の発達はスムーズに、特有の動きのクセは出にくく、人生で経験する難しいことやもどかしいことが少しだけ減らせると思います。
良い体と運動は将来的な二次変形(外反扁平足、側弯、痛みなど)予防にもなっていきます。

まとめとしては、
ダウン症の子のリハビリ開始時期は
【首が座る前からサポートするのがおすすめ】
でした🧸

最後まで読んでいただきありがとうございました✨

Bright 石川

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