見出し画像

APD/LIDについて

皆さんこんばんは。Eleです。
今回はAPD/LIDについて話していこうと思います。

そもそもAPD/LIDとは?

まず、APD/LIDを知らない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明をしようと思います。
 APD/LIDとは耳の発達障害であり、音自体は聞こえているものの、その内容が理解できなかったり、言葉が抜け落ちて聞こえる病気です。

この病気を知ったきっかけは?


 私がこの病気を知ったのはつい最近のことです。きっかけはアルバイトですね。アルバイトをしていると上の立場の者から指示を受けるわけですが、その時に相手の言っていることが音では拾えるものの、内容が分からないという現象が起こってしまったのです。しかもこれが頻繁にあり、他の社員とコミュニケーションをとっているときでさえ、何を言っているのか分からないから笑ってごまかすみたいなことがありました。
 この症状は、アルバイトのみならず、大学生活でも起こりました。ある授業の講義で、グループディスカッションがあったのですが、その時に、周りがざわざわしている中で話し合わねばならず、司会者でまとめ役だった私は一人一人の意見が上手く聞こえず、大変苦労しました
 また、普段一緒に行動している友人がいるのですが、その友人の声が非常に低く、マスクをして話しているため、聞き取れず、会話が成立しないなんてこともありました。
 そういった症状がむかしからあったものの、これが誰にでもあることだと思い込んでいました。しかし、あまりにその頻度が多かったので、インターネットで聞こえているけど聞こえないで検索したところ、今回の病気を知ることになったのです。

その後病院に行くも…


 これだ!と思った私は次の日すぐに耳鼻科を当日予約し、医師に相談をしました。すると、APDはここでは診れないから他をあたるように言われました。紹介をしてくれと頼んだら、この県内にないと言われる始末。どうやらAPD/LIDを診断できる病院は限られているそうです…。とりあえず、一般的な聴力検査は行いましたが、当然異常なし。そう、聴力検査では異常なしなのがこの病気の怖いところです。
 言ってくれれば紹介状は書くよということだったので、自力で診断できる病院をさがすことに…
 すると、赤羽橋にある東京都済生会中央病院で診断できることが判明。しかし、紹介状がないとかなり高額になるそうなので、もう一度、先日の耳鼻科に足を運んで紹介状を書いてもらい、東京都済生会中央病院で診断してもらう予定です。

検査する意味は?

 まずはじめに申し上げておきますと、この病気は、薬で治る病気ではないです。悲しいですがこれが現実です。では、診断する必要はないのかと言われるとそれは違う気がします。その理由を今から説明します。

①診断書を得ることで証明になる
②自分のことを理解できる
③対策方法がわかる

順に見ていきましょう。
まず、①の診断書を得ることで証明になるですが、周りに配慮を求める際に、役立ちます。例えば、アルバイト先です。店長や社員にAPDを持っていることを伝えるだけでも、これまでの○○はそういうことだったのかと理解して貰えますし、ゆっくり話してくれたり、聞き取れるまで何度も話してくれたりなど、何かしらの配慮はしてくれるはずです。
続いて②の自分のことを理解できるですが、これに関しましては、かなり重要だと思っています。これまで悩んできたことの原因がハッキリとすることで、自分という存在を知ることができますし、この病気を持っている人の50%はADHDなどなにかしらの発達障害を併せ持っているというデータもあることから、追加で検査を受け、ほかの発達障害を知るきっかけになったりします。
最後に③の対策方法がわかるについてですが、精神科医の先生は、一日に何人もの患者を診てきているわけですから、インターネットで見る対策方法より、信憑性の高い対策方法を聞くことができます。インターネットに転がっている情報は全て正しいとは言えないですからね。もちろん、私が書いているこの記事も、インターネットの知識だけで書いたので、間違った情報を伝えている可能性もございます。ご了承くださいm(_ _)m

最後に

というわけで、ここまでAPD/LIDについて話してきましたが、まだ私は診断された訳では無いです。しかし、症状が当てはまっているため、恐らくそうではないかなと感じております。検査が終わりましたら必ず記事にしますのでどうか待っていただけると嬉しいです。この病気がもっと多くの人に認知されることを願っています。

それでは。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?