昔と今の音楽

先日スナックで山下達郎の
RIDE ON TIMEを熱唱した。

予想以上に大盛り上がり。
どこのスナックに行ってもこれを
歌えば間違いなしだね。
夏の水平線を意識しながら、
ちょっと目線を高くあげて、何か遠くのものを
見据えてるなって感じ、ああ夏だ、俺は夏にいて、ギラギラ照りつける太陽の下で爽やかな汗をかきながら、大切な思い出の中にいる、未来は、まだ分からないけど、色々希望もあるし不安もあるけど、とにかく今を楽しもうぜという感じで、歌おう。
いい感じに声が通っていくし、気持ちも入る。

昔の曲は割と知ってる方。
今の曲も。

連れて行ってもらったバイト先の店長に言われた一言。
「音楽はね、詩が大事なんだよ。
今の音楽の詩より昔の方が良い。」

本当かな?と思って反論しようとしたけれど
やめておいた。そういう性格だし、争っても仕方ない。うんうんと頷いておく。反論の前に、一呼吸。これは大事だ。この一瞬間で結構良い方向に傾いていく気がする。色々な物事が。

まあ音楽なんて、好き嫌いだし、あれの方が優れてる、優れてない、あれを知ってる、知らないなんていうのは自由。批判をする対象ではないんだ、とあくまで自分は思ってる。昔、今で一括りにできるものでもないしね。でも音楽をもっと知っている人からすれば、良い悪いがちゃんとわかるんだろうな。そういう次元に立ちたい。

昨日の夜、雑誌読んでて、誰かのかは忘れたけど、
「嫌いをちゃんと説明できる人ってすごいなあ」っていう発言があった。全然、考えたことも無かったな〜。好きだけじゃダメなんだ。嫌いさえ、熱心に、論理的に、説得力を持って語れないと。うーん、深い!!!

そういえばギター全然いじってないなあ......
嫌いを語れるなんて、夢のまた夢だね。



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