今日の一句
※【季語】 空蝉(うつせみ) 晩夏
【子季語】
蝉の殻、蝉の抜殻、蝉のもぬけ
【関連季語】
蝉、蝉生る
【解説】
蝉のぬけ殻のこと。もともと「現し身」「現せ身」で、生身の人間をさしたが、のちに、「空せ身」空しいこの身、魂のぬけ殻という反対の意味に転じた。これが、「空蝉」蝉のぬけ殻のイメージと重なった。
【実証的見解】
樹皮の中で孵化した後、蝉の幼虫は地中で樹木の根から栄養分を吸って成長する。三年から十年ほど地中で過ごして蛹となり、その後地表に出て成虫となる。
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