#自転車旅
島の名も知らぬ人の家【世界の寝床から】
睡眠は人間のキホンである。
もちろん異論は認める。だが、私にとって睡眠は人生における至高の瞬間であり、何人たりとも立ち入れないプライベートな聖域なのだ。
これは自称・どこでも寝られる特異体質の筆者が、これまで寝てきた多種多様なシチュエーションを振り返る記事シリーズである。
第2回は、とある島の名も知らぬ人の家だ。
嵐の中、野営するのはこりごりだった大学時代の春休みに、私はひとり南西諸島の島々
近所から海外まで。BROMPTON(ブロンプトン)な日々の記録
この世には非常に興味深い自転車がたくさんある。その中で世界的にも多くのファンを抱える車種として挙げられるのがイギリスの小径車・BROMPTON(ブロンプトン )だ。
私も本業の執筆で詳しく解説させていただいているので、「なにも知らないわん」という方がいらっしゃれば、ぜひご一読いただきたい。
簡単にこの自転車を要約するならば、
20秒あれば折りたためる。
走破性がそこそこ高い。
日々の足か
自転車キャンプで雷雨に巻き込まれた手記
これは学生時代に書いた手記の一部です。思い出してみると、どうやら我々一行は種子島でのロケット打ち上げを見るべく、自転車にキャンプ道具を積んで旅立ったものの、海岸のキャンプ場で嵐に巻き込まれたのでした。
轟く雷鳴、海は地獄のように荒れ狂い、テントは水没──
これは昨今流行っている趣味的なキャンプではなく、金がなく時間だけを持て余した学生が無謀に衣食住をチャリに積んだ姿なのでした。
誰にも薦められ