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ポテチと仕事の共通点


私において、ポテチと仕事の共通点といえば
「どちらもちょっとだけ残す、が好き」である。

ちょこっとだけ残してしまう

もう少し分かりやすくいうと、
「ちょっとだけ残す」という私の癖が顕著に表れるのがポテチと仕事なのだ。

私はちょこっとだけ残すのが好きだ。
好きというか、癖というか、無意識にそうしてしまう。
あともうちょっとというところで、
飽きる、又はストップする事がしっくり来る、という感覚になる。

ポテチ

全然自慢じゃないが私はポテチが大好きで、
絶対に絶対に良くないけれど週3くらいでポテチを夜ご飯にしてた時期もある。
そのくらいポテチが好きなので、いつもほぼ1人で一気に一袋を食べ切ることができる。

大好きだから、最後の最後まで手が止まらない。無意識に。
なのに、あと3枚くらいになったところで急にふと我に返ってしまうのだ。
もう私、お腹いっぱいじゃない?って。
そして、残りの3枚に全く興味がなくなる。
なんなら捨ててもいいという感覚にさえなってしまう。

もっと大きい袋になったとしても、あと3枚までたどり着いてしまうことには変わりない。
実際に食べた量がどうこうでは無くて、「あとちょっとだけ残っている」という状況まで必ず来てしまう。

これに関しては、自分の心理を振り返ってみても原因が明確に分かっていない。
3枚だけでも残すことで、決して身体にいいとは言えないポテチを食べ切らなかった、という事実を作りたいのかも知れないし、
楽しみを未来に残すような気持ちもあるのかも知れない。

仕事

仕事でも似たような節がある。

Todoをまとめて書き出しておいて済んだものから消していくのが好きなので、私のこの仕事スタイルはずっと変わらない。
(学生時代から、宿題などやるべきことを書き出して、終わったら消していく、というのが好きだった。あの快感なんだろうね。)

ただ、Todoリストがゼロになることがないのだ。
明日に回してもいいものは残業してまでやる事ではないと思っているので、程よく明日やることを残したい気持ちもまぁ無くはない。
ただ、なんだかTodoリストがゼロになることに不安というか、心許なさを感じる。
この後やるべきことが明確でない、ということが不安なのかも知れない。

加えて、最初は沢山あったTodoが「あと1個!」という状態になった時に底知れない幸せを感じる。全て達成した時の「達成した!」という快感はずっとは続かないけれど、あと1個残しておく限り「あと1個!」のハピネスは続くからちょっとだけ残しておきたくなる、という心理のような気もする。

ポテチに関してはまだいい

仕事に関しては私のこの癖はマイナスに働くことが大いにあると感じている。

あと1時間で退勤という時。
私はTodoを1つ残している。
ただ、1つ残していることは私にとって居心地が良い状況だし、もはや無意識下な時もあるくらいなのでそこに違和感を感じていない。

あと15分で退勤という時。
本当に定時で帰って大丈夫か?とTodoを見返す。
そしてあと1つ仕事を残していたことを思い出す。加えて、新しく仕事が舞い込んでいることにも気づく(メールが来ていたり、、、等)。
結局1時間前はわりと仕事が落ち着いていたのに、あと15分で退勤、という時間から焦ることになる。
(仕事が出来ない人の典型な気がしてなんだか嫌になってきた。)

Todoに書いている限り完全に忘れてしまうことはないから、安心して1個残しが出来てしまう、という要因もある。
例えばTodoリストを脳内で作りながら仕事をする場合は、今やらないと忘れるということが考えられるから思いついているうちにやろうとなるような気がする。

ポテチ残して仕事残さず

ポテチと仕事では「ちょっと残すのが好き」ということは共通しているけれど、
根幹に潜む私の考えは全く違うのかも知れない。

これからは、
「仕事は残さない、ポテチはもうちょっと残す」を意識して生活してみようと思う。

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