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悩みがないから書けない。
最近、書いていない。
書くことがない。
創作物は悩みから生まれる
怒りなどマイナスの爆発感情が湧き出ている時は、文章や放出したい言葉が次々と頭に浮かぶ気がする。
悩んでいる時には物事を時間をかけて深く考える(考えてしまう)のに、悩みがない時は考えない。
考えるのに必死になるような事項がない。
自分の思考の中のトレンドがない。
(今書きながら、「悩んでいる時はそのことを考えないようにする」タイプの人もいるな、とも思ったけれど。)
書きたい欲
元々、noteを始めたきっかけは「もやもや」だった。
人に相談するには取るにたらないことすぎるし恥ずかしさを感じる、けれど最中の自分にとっては大きなことで、
大したことじゃないのは頭ではわかっているのだけどもやもやと頭の中で文章にしていた思考を外に吐き出したい気持ちで、書き出してみた。
頭の中に言葉が溢れていた。
私はわりと物事をじっくり考えるタイプである。
何か悩みがあった時、とりあえず自分の中で思考を一周させた方が客観的な視点で捉えることができるし、出した答えへの納得感も強いから、
納得できるまで考え抜かないと、やるべき仕事を残しているような、、、そういうもやもや感もあった。
考えないことが罪、と思っている節もある。
mbtiのNタイプ
また、全体感をざっくり捉えたり70点を100個打ち出すことより、難しく(深く)一点集中で捉えたり120点を1個出すことのほうが得意だし好きだ。
流行りのmbti診断でいうとがっつりNタイプである。(Nタイプの捉え方合ってる?)
いい例えかはわからないけれど、
大学入試では、時間勝負のセンター試験より、
より専門性が高く時間をかけて考えることが必要な二次試験の方が得意だった。
(今はセンター試験というものがないらしいね)
悩みがあると、その悩みを要素分解する。
例えば先輩に嫌われてるかも?と思った時は、
どういう時にそれを感じたのかいろんなパターンを考えてみて、
同じ状況になった時に、その先輩が他の人にはどんな対応をするか想像してみる。
同じ対応をしそうだなと思ったらそういう人なんだと考えて、でも私は不快だから、どうやって今後その対応をされることを回避しようかと考える。
違う対応をしそうだなと思ったら、
私はなぜ嫌われているのか、そうじゃない人との違いを考えて今後先輩の前でどう振る舞おうか考える。
人生最大のポジティブ期
ただ、最近の私の中のトレンドの考え方は
「なんとかなる」「期待しない」「自分は自分」である。
先輩に嫌われてても「私とこの人は合わないだけだ!」と思えるし、
彼氏とうまくいかなくても「まあ最悪別れるか」と思えるし、将来結婚出来ないかもと思っても「独身30代楽しそうじゃない?人生の半分も誰かと生きなきゃいけないなんて誰が決めたの?」と思える。
人生最大のポジティブ期なのかな?
実際、大体のことはどうにかなるし、どうにかならなくても死なないし時間が解決してくれることが多いと思う。(本当に地獄を見たことがないからそう思えるのだろうか。)
すごく傷ついたとしても数年後にはいい経験になったなと思えると思う。
この考え方になったら途端に生きるのが楽になった。そして、書くことがなくなった。私の表現欲はこんなものだったのか、と少し落胆もしている。
ずっと書ける人
小説家や脚本家、エッセイスト、ソングライターなど、言葉を生み出し続けている人は改めてすごいということにも気づけた。
彼らは常に悩んでいるのだろうか。
aikoさんなんて、
10代の頃からずっとキラキラな恋の気持ちを
書き続けているのだ。
悩みがないのは幸せなことだけれど、
悩みから人間的に成長できることは多い。
だから悩みがないということに自分の怠惰を感じてしまう。
自分から苦しい環境に身を投げるべきか。
次に何か悩みが出来たら、
悩みが生まれたということについては幸せに思えるかもしれない。
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