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ジャニーズに貢ぐ女たち〜リアコAさんの場合〜

ジャニーズに貢ぐ女の実態を紹介してくシリーズ。

今回はリアコAさんを紹介。

リアコとは、アイドルに対して現実の恋愛感情を抱いているファンのこと。
友達に「好きな人いる?」と聞かれて、「ジャニーズの〇〇くん」と平気で答えるタイプ。

Profile. 1
名前:Aさん
年齢:24歳
住み:千葉県
職業:会社員
担当:King & Prince の岸優太くん
担当歴:4年(デビュー後すぐから)
属性:リアコ

コンサートは「見つけてもらいに行く」場所

「宮城公演でやっと見つけてもらったんですよ」
Aさんは、私に会うなり嬉しそうにそう話し出した。

2022年7月から10月にかけて、King & Prince のアリーナツアー「Made in」が開催された。7月30日(土)の静岡公演を皮切りに、北海道、大阪、横浜、宮城、名古屋、福岡の7都市を回る全国ツアーだ。

Aさんは、このツアーで、北海道を除く6都市に「遠征」し、合計15公演を鑑賞したとのこと。

ジャニーズのチケットは、転売防止のため、当日会場に着いてQRコードをかざすまで、自分の席が良いか悪いかがわからない。
金額も一律となっており、当日行ってみてアリーナの一番前の席のこともあれば最上階の一番後ろの席のこともあるのだ。

Aさん曰く、静岡、大阪、横浜では「席運」が悪く、スタンド席もしくはアリーナの「埋もれ席」ばかりだったとのこと。

宮城の最後の公演でやっと良い席を引き当て、念願の担当からのファンサ(ファンサービス)をもらったとのことだ

私がもらったのはただのファンサじゃない

Aさんは「私がもらったのはただのファンサじゃない」と言い張る。
「見つけてもらって、一瞬でも繋がれて、両思いになれたんです。」

そもそもファンサとは、好きなメンバーにうちわを見せて、その行動をとってもらうことである。例えば、【ピースして】【じゃんけんして】【投げキスして】というのが定番であり、うちわを見せたら担当(推し)がやってくれた、というのが「ファンサをもらう」という行為である。

一方、Aさんがうちわに書いている文言は、一般的なファンサうちわより少々長い。
今回「見つけてもらった」といううちわに書いてある文言は以下の通りだ。

『岸くん誕生日おめでとう。27歳もずっとかっこいい岸くんでいてね』
※9/29が岸優太くんの誕生日で、Aさんがファンサをもらった宮城公演が10/2

これに対して岸優太くんが「ありがとう。」と言い投げキスをくれたとのこと。

岸くん(担当)という大好きな人がいながら、彼氏を作る意味がわからない

Aさん的には、担当が見つけてくれて、うちわを読んでくれて、反応をくれる。=担当と両思いになる、ということらしい。

Aさん曰く、
「だって、その瞬間、岸くんは私のことを考えてくれてるってことですよね?ってことは、両思いってことじゃないですか?」
とのことだ。

確かにAさんの言うことにも一理あるかもしれない。
かといい、Aさんも年頃の女子だ。彼氏をつくったり結婚したりしたいとは思わないのだろうか?

「岸くんを好きなうちは、彼氏とか作ったら浮気ですよね。岸くんに失礼です。」

担当は優しいから、他のファンもファンサをもらえる

Aさん的には宮城公演で担当に「見つけてもらった」ことが相当嬉しかったようだが、他の公演ではむしろ逆に、他のファンに対してファンサをする担当を見ることになる。
それに対して傷ついたり怒れたりはしないのだろうか?

この問いに対しAさんは
「うーん。岸くんみんなに優しくしてえらいなって感じですかね。」
とあっけなく答える。

彼女にとって、
自分 = 担当にとって特別だからファンサをもらえる
他のファン = 岸くんが優しいからファンサをもらえる
と置き換えられているらしい。

担当の恋愛ドラマは「頑張って見る」

Aさんのような「リアコ」女子にとって一つの問題が、「担当の恋愛ドラマ見れない問題」である。
自分の大好きな担当が、綺麗な女優さんとキスしたり抱き合ったりするところを見るのは、演技だとわかっていても厳しいところがある。

Aさんは岸優太くんが恋愛ドラマに抜擢されたら見れるのだろうか?
問いかけてみると

「見たくはないですね。でも、ドラマに抜擢されることは嬉しいことだし、仕事頑張ってるのを応援したいので、私も頑張って見ます!」

と意気揚々と答えた。
つまりリアコ女子にとって恋愛ドラマは「仕事を頑張っている彼氏を応援する」感覚なのだろうか。。。

まとめ

以上、リアコAさんの場合
・コンサートは両思いになる場所
・他のファンへのファンサは彼の優しさ
・現実の彼氏を作ることは「浮気」
・恋愛ドラマは、彼の仕事を応援するために見る
とのことであった。

あくまでAさんの場合であり、これからも実態を探っていきたい。

この記事は現実に存在するジャニヲタへの調査をもとに、読み物向けに脚色を加えたものになります。

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