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頑張らないために頑張る

私は頑張るのが嫌いだ。

根っからのグウタラ気質で、極力しんどいことから遠ざかりたいと思っている。
_(:3」z)_←この顔文字が大好き。

可能ならば一日中ゴロゴロして、スマホのマンガアプリを読んで、好きな時間に昼寝をしたい。
誰ですか。「あんた毎日やってるじゃないの」と思った人は。

しかしグウタラばかりでは、生活していけない。
グウタラしたくても、踏ん張らねばならぬときがある。

仕事だけでなく、家事や子どもに関することも含めて、生きている以上いろんなことをやらなくてはいけない。
特に家事なんぞは、やってもやってもキリがない。
だから頑張らなければいけないときに頑張らないと、あとあと自分が苦労することになるんだよね。

基本的に私が頑張る理由は、後で自分が楽をしたいからだ。
グウタラの貯金とも言えるだろうか。
今はしんどいけど、ここで踏ん張れば後でビールが飲める!
と、こんな風に未来の自分に希望が持てれば、グウタラな私でも少しは頑張れる。

ところがどっこい。残念ながら頑張りたくても、頑張れないときもある。
心が沈んだときや身体が疲れたときは無理。無理なものは無理。

頑張りの糸が切れたとき、私は動けなくなる。心も身体も、コンセントが抜けた掃除機のように動きと考えが止まってしまうのだ。

そんなときは、急いでコンセントを入れ直すことはしない。
無理に動かしても、きっと自分が望むような動きはできないから。
動けないときは、動くなという心と体からの合図。
少し休んで、動けるようになったらまた頑張ればいい。

私は頑張るのが嫌いだから、頑張らないために頑張る。
でも頑張れないときは頑張るのを先送りにして、未来の自分にお任せする。
気持ちや身体に抗わず、成り行きに任せるといった感じかな。
行雲流水。

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