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ミュージカル『SPY×FAMILY』

帝国劇場なんて高校の演劇鑑賞会ぶりにいきました。
高級感といい椅子のふかふか具合はほんとにピカイチ劇場…!←

今回はかなりチケットが争奪戦で、私はいろんな経路から申し込みしたのですがことごとく落選…。最後の最後にリセール抽選でなんとかゲットし観劇してきました!
しかも、取れた回がたまたま一番いきたかったキャスト回で運が良かったです。

<組み合わせキャスト>
ロイド・フォージャー  鈴木拡樹
ヨル・フォージャー   佐々木美玲
アーニャ・フォージャー 福地美晴
ユーリ・ブライア    岡宮来夢



生オケの迫力は凄かった


行くまで、生オケってことを知らなかったので驚きました。
生オケも小学生くらいの時に見に行ったアニーぶりだと思います。当時はオケピをよく覗きに行ったな…。開場中のアップの音を聞くだけでワクワクしますよね。
今回は2階席だったこともあり、オペラグラスで少し上から覗いていましたが、やはり当時と同じように感動していました。
普段舞台では、音源に合わせて芝居が進み、またその音源でもシーンによってはかなりの迫力を感じるのですが、今回は段違いの迫力でした。きっと1階席で観劇した人はさらにそれを感じたのではないでしょうか?音の強弱がフェイダーではなくリアルタイムで演奏されている、BGMはボリュームを抑えつつ舞台に花を添えている。
語彙力なくなるくらい最高でした!


アンサンブルの多さと客層は関係しているのか


久しぶりに、あんなにアンサンブルが多い舞台を見た気がします。
オープニングでバッと出てきたとき圧巻でした。大きい劇場ならではの演出、最小限でなく最大限で配置されていました。
今回、これだけのアンサンブルがいたからなのかは不明ですが(帝国劇場で公演があったというのもあったと思いますが)関係者もたくさん見にこられていて、とにかく客層が広かった。
老若男女本当に幅広い世代の方がいて、休憩時間中ロビーでふと入ってきた会話には、その舞台出演者の関係者と思わしき夫婦の会話には、「初めて見たけど本当にすごい方達ばかりなのね」「ロイド役の人もすごくいい」など2.5次元舞台というものににそこまで触れたことがない人たちもとても満足している様子でした。
最近は少し話題になった作品をすぐ舞台化していて、2.5次元というのがジャンルとして確立して当たり前になってきましたが、もう少し精査してほしい気持ちもありましたが、会場やキャスティングによっては、界隈だけにとどまらず新しい人たちに届けられるんだなと思いました。
SPY×FAMILYも2.5次元舞台を幅広い世代に知ってもらえるきっかけの作品になればいいなと思います。


内容・キャストの感想


※ここから本当に語彙力なくなります。

アーニャが終始可愛かった…!!子役だからできるあの舌っ足らずなところも振る舞いもとてもかわいらしかった。アーニャといえばの百面相も再現されてて最高に可愛かったです!!

ロイドは鈴木拡樹さん。刀ステやペダステを映像では拝見したことありましたが、今回初めて劇場で観られました!
落ち着いた感じやアクションはさすがでした。ただ歌は戦国鍋の信長と蘭丸しか知らなかったので(←懐かしすぎる)不安でしたが…思っていたよりはというのが正直な感想でした….。

ヨルさんもしなやかな動き殺し屋のシーンは迫力あって最高でした!!声も「え?早見さんいる!?」ってくらいだいぶ寄せてくれていましたね…!個人的には凄く入りやすかったです。

そして、ユーリ。ブルピリぶりの岡宮くん…やっぱり歌がうまい!!1人ずば抜けてましたね。また、ユーリのお姉さんに対する狂気じみた愛の表現はアニメでみてたのとまんまだったので爆笑してましたww
映像化されたらあそこ永遠にループしたいくらい好きでしたww

今回Wキャスト・クアトロキャストで公演をしていたため、全部を見るのはなかなか難しいしできなかったですが、片方見たらもう片方、さらに違う組み合わせで見たくなる作品でした。
森崎ウィンのロイドも気になりますしね…!

映像化される機会があれば他の組み合わせもチェックしたいなと思いました。

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