ノクターン。



四畳半の天井に
ラップランドの星空の空想をひろげて
オーロラを吹きながしてあそんでいた
中学2年の夜

ひとつきりの黒い岩陰
ノクターン

あの夜の底に
寂しみや 悲しみや
あらゆる未知の感情が潜んでいた

その熱 うごめきを
背中に感じていた




#詩 #のようなもの