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「絶滅人類」とは

人類が絶滅するかも、ではなく、私たちホモサピエンスの前に、絶滅した20種ほどの人類がいた、という話。

NHKのヒユーマニエンスという番組で紹介していたのですが、かつて、何種類も人類がいたというのは、ちょっと驚きでした。
これまで学校で教わってきたのは、北京原人やネアンデルタール人が進化して、いまのホモサピエンスになった、と私は記憶していましたが、実は、違っていたんです。

人間以外の動物は、多くの種が存在しています。サルや犬、それぞれの地域に順応した種がいます。ところが、現人類(ホモサピエンス)は、たった1種で世界中に散らばっています。人種はいろいろありますが、ホモサピエンスという種としてはひとつです。

そして、なんと、他の「人類」を絶滅に追いやったのは、他でもない、いまの我々の祖先にあたる人類かもしれないのだそうです。

それには脳の発達とも関係しているのだとか。
単純に脳が発達した=賢く強くなり、生き残った・・・ということでもないらしいです。

脳が大きくなることは、進化と思っていましたが、それがそうではないこともわかってきました。

新たな発見や研究から、過去の概念が180度変わり、また、違う未来予測がうまれるかもしれません。

ここまでの話は、YouTubeでもご紹介しています。
「お仕事学 みんなのロジカルシンキング」
8_20_Voice 絶滅人類のミステリー_76_20221209
https://youtu.be/0YkMK4tLU60

実は、人類の影で絶滅してしまったネアンデルタール人のDNAの一部は、アフリカの外にでた人類の中に、すなわち我々にも継承されていて、それはたとえば妊娠時に胎児を守る役目を果たしたりしているそうなんです。要するに、種の保存に関係しているということ。

何となく、一番進化してきたかのように錯覚している私たちですが、実は、さらに別の人類種に変化する事で、DNAをつないでいくのかもしれません。

人類がもっと違う種に進化する日が来るんでしょうか?
別の種に、現人類が絶滅させられるというようなことも?
それまでに、自分で自分たちの種を絶滅させるようなことは避けたいです。

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