音源発売します

4月22日のライブから音源を発売します。
その名も「Chapter 0」。
ゆうくんとどうなタイトルにしようかって話しててロンバナの序章、プロローグ的な意味を持たせて1じゃなくて0にしました。洋画とかでよくあるチャプター構成が好きでそこから取ったっていうのもあります。
タランティーノとかね。

前のバンドの時は自分は作詞も作曲もしてなかったので今回久々に自分でどっちもやってます。バンド仲間から「しげさん声低くてこんな歌い方だったんすね！」って言われる。俺でもそう思う笑

んで今ある楽曲の振り幅が大きいのでその中でも名刺代わりになる2曲を選びました。ホントに振り幅でかいんよ…

1.Merry
ストレートな明るくて爽やかな2ビート。メロディックの界隈にいるんだから2ビート曲は必須でしょって事で。この曲のネタ自体は10年以上前から持ってて、イントロのギターフレーズとコードと構成は割と当時のそのまま。

歌詞に関しては新しい門出だけど紆余曲折を経てまた再スタートする、過去の悲しみを忘れる事は出来ないけどそれでも俺たちと一緒にサヨナラを言いに行こうという気持ちを込めました。聴いてくれた人が少しだけ一歩踏み出せたら良いな。
新しいバンドをやるってなった時に「今がこの曲を作り直すべき時なのでは？」となった。何事もタイミング、からの個人的にはようやく世に出せたねと言った気持ち。

タイトルは当時曲を作ってた時に見た映画の登場人物から。元気になれます。

2.Moontrip
こっちもだいぶ紆余曲折楽曲、略して紆余曲。
サビの歌詞とメロはずっと温めてた（何なら別のバンドで大昔にライブで1回披露した）ものなんだけど構成見直して、コード見直して、アレンジ見直してを繰り返したらめちゃくちゃ良い曲になったと思う。
シンセが入ったバンドの曲や80年代のテクノミュージックが好きで今俺が作るならそういうバックボーンをガンガン入れていこうって気持ちで挑んでた。オマージュがあるから当てた人は酒1杯奢ります。
サポート兼アレンジャー的な立ち位置のコウヘイが意見や提案を沢山出してくれて助かった。ありがとう、コウヘイ。

こっちの歌詞に関しては「大好きな映画へのラブレター」という感じです。わかりにくっ笑
映画の物語と現実を行ったり来たりしてる歌詞になってて、

・映画の中の自分→地球から宇宙への旅が始まり目的地には仲間が待っている、けどそれは孤独な旅の始まりでもある。

・現実の自分→色々な経験をしてどれが本当の自分なのか探す日々、周りの仲間はどんどん先に進んでいき取り残されてそれでも歩み続ける。

結局、人は孤独な生き物だし常日頃から「誰が俺の孤独を理解できるのか」なんて考えながら生きているので（他人なんだからわかる訳ないと理解しつつ）俳優がグリーンバックの前で一人ぼっちで演技してる事に気持ちを重ねつつ、けどスクリーンを通したら広大な景色が合成されて魔法みたいな映像が流れ、そんなフィクションが愛おしいと感じる。そんな曲です。
タイトルは映画史における1番最初の作品タイトルをもじって付けた。当時は魔法みたいだったんだろうなー。

サブスク解禁せずデモ発売前にYouTubeに2曲とも公開するというめちゃくちゃ暴挙ともとれる公開方法したんですけど、とりあえず色んな人に聴いて欲しかった気持ちがあります。気に入ったらライブに来てCD買ってください！あとロンパリでも買えるからよろしくね！

【4月23日(火)発売】Chapter 0

ここ数ヶ月はジャケット制作や動画のイラストと編集で追い込まれていたけど、自分の納得するものができたと思います。ほぼ全部自分でできるのって便利だな笑

長々とまとまりのないライナーノーツ的な文章を書きましたがここまで読んでくれてありがとうございます。

楽しかった記憶よりも悲しい記憶の方が残りやすいけど1人じゃないんだぜって言いたい。俺も友達にそう言われて前を向けたから！

これからもLong Bad Nightをよろしくお願いします！