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『第13回 今年のお盆、どう過ごしましたか?(ライブ配信)』

皆さん、こんにちは!『教えて!大仏さま』 YouTube の番組、ナビゲーターの森をツナグ 川村知子です。今日は『今年のお盆、どう過ごしましたか?』というテーマで、初のライブ配信で!!!お届けします!!!

(↑↑ライブ配信の録画映像です)

今回のお盆は、コロナ禍で帰れなかった人も多かったはず。大仏さまに問いました。離れている場合って、どうお盆を過ごしたらよいのですか?って。

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大仏さま:(youtube映像 4:55〜)離れていても、自分の思いをご先祖さまに伝える気持ちで伝えることとが大事。自分の一番近いご先祖さまは父母、祖父祖母。わかっている分、思いが大きいし、感謝も伝えられる。それを生きている間に伝えるのが一番いいのかなと思います。

とはいえ、一番近い両親となると、なかなか思いが伝えられないもの。大仏さまいわく、『伝える時期、タイミングがくるはず。その時にちゃんと感謝の想いを伝える』ことが大切だそうです。

さて、真言宗ではお盆のことを「盂蘭盆会」(うらぼんえ)といい、ご先祖さまのご供養の前に「施餓鬼供養」(せがきくよう)をするそうです。

大仏さま:(youtube映像 14:12〜)「餓鬼」さんは、栄養失調のため、お腹だけぽこっと出ていて暴れています。なので、食べても食べても身にならないの。その「餓鬼」さんをご供養するのが、「盂蘭盆会」の始まり。ご先祖様の前に、餓鬼供養をする。ご先祖様の前に、餓鬼供養をする。
「餓鬼道に落ちる」という表現があるくらい、人のいうことが「餓鬼」さんにはわからない。わたしたちがご先祖様に対してご供養やお供え物をしたら、邪魔される。なので、先に「餓鬼」さんに対してお供え物をする。お供え物をして邪魔されないようにするんです。

youtube映像 17:40あたりから面白くなってきます!!
(17:40分にカーソルをあわせてね!!)

大仏さま:「餓鬼」さんに対して、印を組んだり、喉を開ける作法を行なったりします。「餓鬼」さんは喉が詰まっている。なので、例えば、お葬式で喉を開ける作法があります。

なんと!!!喉をあける!!!

大仏さま:骨壷の上に、喉仏が一番上に来るでしょ。喉が一番大切と言われているので、一番上に置きます。言いたいこともいえない、食べたいものも食べられない、そこを開ける、という作法があって。そこがちゃんとされていないと、想いが喉に詰まっていて、「餓鬼」さんたちは、現世を浮遊することになるのです。
なので、真言宗はただお経を唱えるだけでなくて、作法を上にあげる作法を丁寧にやっていく。お経もひとつひとつ意味があって、作法がひとつひとつあることによって、色々な亡者が救われることがたくさんあるんです。

なるほどーー!!!喉は確かに『喉仏』とも言うし。でもここまで大切だったとは!!!

youtube映像 22:10からも面白い!!!

大仏さま:うそくさい本当の話だけど、真言宗特有でご祈祷をする。喉に対する作法をすると、その方のご子息さまが「のどが詰まっているんですよねー」という方がいらして、その方のご先祖の供養をすると「スコンと抜けました」と、そのご子息さまが言われる。我々は「いかに浮かばれない人を上にあげるか」ということなのです。

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youtube画像 27:50〜    ↑↑真剣に聞いております↑↑

大仏さま:灯明(とうみょう)にも意味があります。仏さまの知恵のかたまりが、灯明の明かりそのもの。なので、灯明をつけると、仏さまのお知恵がそのままいただく、ということ。瞑想の時にも灯明をつけると集中できてよい。灯明から教えていただくことがたくさんある。なので、「火」はありがたいもの。

なるほど!!!『灯明=大仏さまの知恵のかたまり』

大仏さま:三具足、五具足。三具足は、灯明、お花、線香が3つで三具足。ろうそくたて2つ、お花2つ、線香立てで五具足。三具足の場合は、灯明1本でOK。用途によって、変えればいいです。

最後に、大仏さまの過ごされたお盆を聞いてみました。コロナ禍で断られることが多いかなと思ったけど『コロナですけど(ご供養に)来ていただけますか?』と言われて、おじゃましたそうです。ご供養することで、逆にコロナも浄化されそうですよね。

さてさて、初めてのライブ配信!!!ナビゲーターの私は緊張いたしました!!が、大仏さまは楽しんでいた様子♪ 特に「喉を開ける!!」の話は面白かった〜!みなさま、今一度ご覧くださいませ。

今日も最後までお読みくださりありがとうございます。

今後もライブ配信を行う予定なので、その様子もお伝えしていきますね。

みなさまの心の平安をお祈りいたします♡




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