力強い歌声と甘やかな空間〜咲良菜緒生誕イベント名古屋｜TEAM SHACHI

2021年9月28日 18:00

確実で力強い歌声と柔らかなダンス、きゅるきゅる甘々なMCかと思えば意志のこもった気持ちを伝える。

今年の咲良菜緒生誕イベントは、今まで以上に「質」と「想い」がつまったものでした。

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入場。開演前BGM が「川のせせらぎ」「鳥のささやき」そして「ジブリ楽曲」で驚く。自然好きな菜緒ちゃんのチョイス、すがすがしく新鮮な気分になり期待も高まります。

『咲良菜緒生誕イベント』
NAPPY BIRTHDAY～トゥエンティーフォーリンラブ♡～

2021.9.21 (火) ｜名古屋ダイアモンドホール

【セットリスト】(セトリ)

ベイビーミソカツ
かなた
［MC］
涙がキラリ☆ (スピッツ)
Chérie!
風になる (つじあやの)
［MC］プレゼントシール
いいくらし
JUMP MAN
抱きしめてアンセム
colors
［アンコール］
Driver's High (L'Arc〜en〜Ciel)
［サプライズ柚姫登場］
START

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「ベイビーミソカツ」
一曲目。咲良菜緒ソロ楽曲のイントロに導かれ、華やかに登場！

黒ベースの花柄にイヤリング、真っ白なカチューシャにスニーカー (かわいい)、ただし歌声はかっこよく気持ちが乗っている！

このソロ曲、女の子のためらいと隠された本心が描かれていて大好きです。

語尾の響きの「透明さ」と「かすかな甘さ」そして「わずかな苦み」。
〝等身大〟を見事な歌唱で聴かせてくれたのは、今回の生誕ライブ全体にも共通するところです。

【…なんか各曲の印象を語る堅いブログになりそうだけど(苦笑)、ずーーっときゃわきゃわ♡ きゅるきゅる♪ カッケー！なおちゃん超嬉しそう💖 って感じてたよ😆】

2曲目は「かなた」。
アコースティックVer. の美しさ！この冒頭二曲だけですでに元が取れた気分。
本来はメンバー四人で歌い上げるものをひとりで披露することで、この曲の詩情が別の形で伝わってきます。

［MC］
2011年9月11日、名古屋パルコではじめて人前に立った咲良菜緒さん。(14歳の誕生日翌日)。

まるまる10年が経ち、当時の感覚や今までの感謝、これからの決意を語っていました。

「それまでは人前で何かやることなんて考えてもなかった」
「習い事はしてたけど発表会がいやでやめたりしてたし」(笑)

毎年の生誕ではどこよりも「素」を見せてくれる菜緒ちゃん、おしゃべりが甘々・きゅるきゅるで最高に可愛らしいのです☺️

あ、撮影タイムに「きれいなお写真撮れたらSNSで拡散するのが "前の人の責任" だよぉ！」っていたずらっぽく命令(？) してたのも、小悪魔なおちゃんが顔出してて最高♪ (助かります)

「涙がキラリ☆」(スピッツ)
普段とはまた違う、いくぶん低音の声にハスキー成分があって新鮮で魅力的。
ファルセットへの移行がスムースかつキレイで、正直びっくりしました。

♪ 俺が天使「だっ」たなら〜
♪ 心と心をつないで「る〜」　かすかな光〜

のとこ。
有観客の生誕は二年ぶり、ボーカルのさらなる上達と表現力に、あらためて驚いたんだ。

「Chérie!」
ホントに可愛らしい曲調のこの曲！指先の動きや腕の流れが美しいの😭
見たもの聴いた音ぜんぶ、脳内ハードディスクに永久保存したい😭(⁉︎)

「風になる」(つじあやの)
大好きな曲を推しの歌声で聴ける喜び😭　(ジブリ「猫の恩返し」主題歌だよ)
青空の下さわやかな草原を駆けめぐるイメージ、なんだか開演前の自然音のSEと繋がった気がして胸が広がるような気持ちよさ。

［MC］
そうそう、開場時に全員に配られたシールの裏面見てチェキのプレゼントタイムも！希望のポーズをきいてステージ上で撮影するうれしい時間。(私はハズレた笑)
あたたかく距離近めでMCが進行するのも、なおちゃん生誕のおなじみの光景♪

「いいくらし」
咲良菜緒が愛してやまない楽曲。
あのユーモラスなフリを真剣な顔つきでバッキバキに踊るの最高！
ラップとの繋ぎ (ひとりだとタイヘン) も確実にデリバリーしてて流石です♪

この曲に限らず、左右のお立ち台も効果的に使って会場全体を常に意識・盛り上げてたのも「気づかいの人」でニッコリ👍✨

「JUMP MAN」
希望の歌だ・・・(感極まる涙)
私はCメロの「傷つけあったり憎しみあったり暗いニュースが未来を曇らせる」の歌詞が本当に好きで。(原曲の歌割りは秋本帆華)。

今日しか聴けない咲良菜緒バージョンは「傷つけあったり〜」の切実感が重く響くし、これに続く「メガトン級の希望を照らせ」はマジでガチで〝メガトン級〟のどでかい希望だった！！

ふだんとは違うメンバーが歌うパートは、楽曲の新たな魅力が浮かび上がるなぁとしみじみ感じました。楽しい！

「抱きしめてアンセム」
踊りが激しいw 菜緒ちゃんめっちゃ腰落とすやんww
いつもどおり端っこの席なので(😇)、おとなりさんの脇腹を気にせずザクザク♪ 手刀を繰り出せました♪
やっぱ格別、さいきん『浅野EP』で音源も「TEAM SHACHI Ver.」に生まれ変わったので新鮮な気持ちで踊りくるえます👍

間奏の体操パートで、「サーセン(てへぺろ♪)」的に水飲みにゆく菜緒ちゃんめっかわだった♡

「colors」
初動の最初のフリ(型) に入る真剣さにゾクッとした…！マジカッケェ……！
ｷﾞｭｯと楽曲の世界観に入り込む瞬間を、思わず目撃してしまった感じ。
しゃち〜シャチにとって特別な意味合いを持つこの曲を本編ラストに置き、しかもひとりで披露する気概。

最後の一音の伸びの、透徹した濁りのない響き！

♪ あふれだす「よ」ー
♪ 塗りつぶすの「さ」ー

等など。

どの曲にもそう感じたのだけれど、フレーズの最後の伸びと長さ、そしてなにより「透明さ」が格別なんです！
この点が、「この日いちばん感心した咲良菜緒」かも。(そしてこれからが一層楽しみになった)。

［アンコール］

「Driver's High」 (L'Arc〜en〜Ciel)
菜緒ちゃんが敬愛してやまないラルク／ hyde さんの超ヒット曲 (私でも知ってるぐらい！)

9/23 放送‪ #推シマシ‬ では

「キャリアが違いますから、プライベートのカラオケでの。(ｷﾘｯ) 」って語ってて、カワイイ！ってなった笑

サイコーに盛り上がるね、でもソロコンでは初披露なのね？
なんでワシ、「二回ジャンプ」するとこと「イェイ✌️」を知ってたんだろ？？
(これがサイコーに楽しいんだっ！)

［サプライズ柚姫登場］
生誕イベント同日開催のメンバーが登場。菜緒ちゃんが大好きな和菓子を持って。
これ以上ない仲の良さを感じさせます☺️
「ゆずきの顔は馬に？ロバに？似てる」「ほーちゃんのお口のマネ」
(愛されスタッフの渋谷さんも登場笑)

「START」

「この曲が、10/24パシフィコ横浜につながる最後の曲です」のMCとともに。(IGTVでまるまる映像が見られます)

空間を引き裂くような張りのある声、たまたまではあるが「大一番」のライブ前の最後となった本公演、そのラストの曲に対する責任感と意義。

「何回だって　声を枯らして歌うよ
　何回だって　一緒に戦おう」

その佇まいとパフォーマンスの説得力に、これ以上ない勇気が湧きます。

［さいごのMC］

「わたし一人でこんなに盛り上がれたなら」
「あと三人はすごいから」
「三人をほんとうに信頼してるから」
「もっと前に進める」

… みずからの生誕祭のラストに伝えるのはメンバーへの信頼感。
グループがあるからこそソロのイベントが出来る、という考えは昔から変わらないのかも。

なによりこれから待ち受けるパシフィコ横浜への、そして未来への想いの強さが伝わってきます。

ステージの上にたとえひとりでも、十二分に観客を満足させることができる力量とステージング、そして愛らしさを、これでもかと感じました。
(先日の「シャチTRY部」のひとりしゃべりも明るく楽しかった！)

10年間の苦闘の日々も、たしかな技術と表現に結実しているように思います。

そして客席からは、どんなときも輝いてるようにしか見えない。
ホントだよ。

咲良菜緒さん、お誕生日おめでとうございます！

(ｏ'∀')ﾉ

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