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変わりたいけれど変われないもの

2021年人生で恐らく一番辛かったであろう浪人期。

あれほど、日々を何かに迫られながら生きた1年は20年のうちに一度しかない。

そんな1年の終わりがけのある日に書いた日記が出てきた。今の自分がこう生きたいと思うような事をこの時も思っていたと思うと何故だか心がキュッとなると同時に和らいでいく感じがした。2年経っても自分はあんまり変わらないみたいだ。環境は大きく変わったはずなのに、自分自身はそこまで変わらない。だって夢に出てくるのはいまだに初恋の子だし。自分って変わっているようで案外何も変わってない。そう気付かされた瞬間だった。

日記は以下のようだ。




空っぽの空間に何かを入れていくのか
一杯の時間から何かを出していくのか
どちらを選ぶだろうか
追いかけるのか待つのか
きっと両方あっていいと思う
前者の方がいいとか
後者の方がいいとか
そんな単純じゃないし 
単純にしたくない
その場その場の成り行きでしかない
その方が単純ではないけどきっと楽だ
何にも縛られず行ったり来たり
右往左往しながら
今ここにいることを実感する
感じようとしなくていい
ただ肌に触れてくるもの離れていくもの
そのどちらにもある何かに気づけた時
そんな瞬間に初めて出会うもの
その何かに出会いたく
自然と今日という日も過ごしているのかもしれな
いやそんな感じで過ごしていきたい



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