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やりたいこ事がありすぎるので、今の仕事もしつつやりたい事をやる事にした

 今自分がしている仕事を、今後何年も続けていくほど自分の命の時間を削ってまで取り組む事なのかどうか答えが出ないまま悩んだことありませんか。

私は新卒で東証1部上場の建築系メーカーに入社し2年ほど働きましたが、日々の仕事に全く充実感がなく25歳の時に転職しました。

転職先は、全く畑違いの医療系の仕事です。

当直が必要な仕事なので朝会社に行き、次の日の朝会社を出るという仕事(夜は仮眠時間あり)。なので1回仕事に行けば2日分働いた計算になり実質1ヶ月で仕事場に行くのは12回程度です。これは以前働いていたサラリーマン時代の半分以下の出勤回数に相当し、インセンティブ等はないため年収は約200万円程度下がりましたが、今までできなかった、趣味のサーフィンや運動(主に筋トレ)、英語の習得など自分のやりたい事に費やす時間が増えるようになりました。
→この生活で気がついたこと、メリットデメリットは別の機会で話したいと思います。

転職してからは、働きながら多くの自分の時間を持てることから意気揚々と過ごす事ができ、転職してよかったなぁと思う日々が続きましたが、時間が経つにつれて、”何か物足りない感”が増している自分に気がつきました。やりたかったサーフィンや筋トレ、カフェ巡り、読書など趣味的にやりたい事を全部やっても何か満たされない。そんな日が多くなりました。

しかし、転職をしてすぐにまた転職というのは自分でも気が引けて、この仕事でも何かわかる事があるかも知れない。とりあえずはこのままで行こうという決断に至りました。

建築メーカ1週間に連続して2日休みすらなかなか取ることは出来なかったため、仕事以外での時間の使い方になれていなく、趣味だけに時間の浪費をしてしまわないように、よくありがちですが英語の勉強に取り掛かりました。また、"物足りない感"の原因は何かを探るべく同時並行して自分自身を見つめ直す作業、いわゆる自己分析的な事もはじめました。

→自己分析で参考になったクリエイター記事や書籍

・ストレングスファインダー
・コーチング

自己分析系
・メモの魔力
・世界1優しいやりたいことの見つけ方

自分がこれだ!やってみようと思えた中の自己分析方法を試行錯誤して実行し、その中で見えてきたのが、私は既存のシステムややり方を踏襲するだけの言動、問題があるのに改善しない事、それを見てみぬふりをして過ごしている人と同じ空間にいる事がとても自分にとって苦痛だという事です

逆に自分はどんな事が気持ちよく感じるのかというと
・既存の仕組み以外で違うやり方がないか考え実行
・やりたいと思ったことは何も思い残すことのないように実行すること。でした。

→参考にしたのは
松田真幸さんの自分の仕事を最大化させる仕事の作り方『ポジションストラテジー』
以下note URLから実行できます

https://note.com/matsunnn/n/n943f34054012

そんな中で、今の仕事は前の仕事に比べて自分の時間は何倍もありますし、ボーナスももらえて平均年収ぐらいは頂ける。だがしかし、入ってすぐに私にとってはぬるま湯なんだろうなというのに気が付きました。
周りはそれでもいい、時間がある事がいい、コロナの状況で周りは大変そうだけど俺たちは恵まれてるよな、などやはり自分たちのいる環境を本心から喜んでいる人もいれば、確かに他にも興味はあるけれど我慢してここでやるという選択をしている人ばかりでした。
私も、後者のマインドを選択していることで一時的には楽になれました。

確かに、周りのサラリーマンよりは時間があるから家族と過ごす時間も増えるしいいか。
不況とは影響が少ない業界だからなぁ。
数字に追われる仕事ではないからなぁ。
など、思い出せばきりがないほど、そこにいる事をよしとする理由を自分で自己暗示するのでした。

しかし、数ヶ月でまた自分のなかのモヤモヤが出てきて葛藤が始まります。

そうなると、自分はやりたい仕事が見つかるまで転職し続けるのか?
また、前回の転職の時のように衝動に任せて動いてしまっていいのだろうか?
…。
そもそも何がやりたいんだ? 
と迷走が始まり答えが出ることがないまま時間だけが過ぎていくのをひしひしと感じてました。

考えに迷走していても時は過ぎていくばかり、いったい自分は今までの人生で何を知れたのだろうか。そう考えた時に、私が今の仕事を通して目の当たりにした現実。それは。

命のリミットタイマーは必ず切れるという事

です。

人はいつか死ぬというのはわかっていても、その現実味というのは、いざその日を迎えるという事がわかっていなければ実感できない事だと思います。
それは誰でもやってくるのですが、予期せぬ場合にやってくる事もまた少なくはないのです。

というのは、私がこの仕事を通して得た1番の気づきは意外に人の命は、自分が今まで考えていたよりも儚く、あっけないものなんだなという事です。

その瞬間というのは、まるでおもちゃの人形の電池が切れた時のように、あっけなく、一瞬でその時は流れていきます。

この仕事をしていると当たり前のように目にする事が多く、感情移入している暇はない世界なのですが、自分の現状に不満があり、現状に悩んでいて動き出せない。他にものあることやりたいこともある中で死の現実を目の当たりにすると立ち止まってモヤモヤしている時間すらもあまりにもったいないと考えるようになりました。

そこで私が選択したのは、今の仕事を続けながら他にも自分のやりたい事や、やってみたい事があるのなら挑戦していくと言う事。
そう考えた理由は、パワーを使って転職したとしても次の仕事がカチンとハマるとは限らない。それならば、今の自分の立場を上手に利用して、他にもやってみたいことを”今始める事”が1番重要なのではないかと考えたのです。

『ORIGINALS 誰もが人と違うことができる時代』でも述べられている通り、偉大な創業者たちが何かを立ち上げる時、今の全てを投げ捨てて新しい事に取り掛かるよりも今のやっている事を保険として残して違う事にも取り組む。軌道に乗ったら移行していく。その理由は、今の取り組んでいる仕事=収入があるという事が心の安定を作りだし、全く違う新しい事にもその面の心配は排除した状態で取り組めるからパフォーマンスも上がるよねというのです。

私は、そういうやり方も全くありだと思います。

私の会社は副業禁止です。

何かしらの障害は必ずありますが、そのままの状況を継続し何も行動しないのは、自分の経験から気がついた事をゴミ箱に捨てて周りの大多数の生き方を選択をしたということと同じなだけです。

時間は刻一刻と過ぎていくだけ。

やり方は色々あると思うので、まずは小さくでもやってみるを優先して小さく始めてみます。

副業禁止だけど、併用して何かをやられている方おられましたらご意見聞かせて欲しいです。
マイクロ法人、ミニ起業なんでも結構です。
壁はあるけど動きだした、壁を登れるか登れないかわからないけどやっている。そんな意見を聞いて自分の力にしたい、知ることで相互のパワーに変えたいです。

貴重な人生の時間を使って最後まで読んで頂きありがとうございました




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