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39歳男、初海外、初インドに勢いで行くとこうなる。9日目


ワラナシに来てもう6日になる。早いもんだ。

朝はポジティブイケメンマッサージ師しょうごに
マッサージをしてもらった。

腰の疲れや、しばらく伸ばしてなかったところが伸びてとても気持ちいい。

個人事業主でやってるから、時間に融通が利いて、今回のように三ヶ月の旅ができるのだそう。
ゆくゆくは会社を作り、教える側にまわりたいという。今回の旅のかたわら、インドのマッサージ、アーユルベーダも勉強するのだそう。

……なんてしっかりしてる27歳なんだ!
ウンコとか漏らして欲しい!!


整体をはじめ、タイ古式、ストレッチなど
色んないいとこどりのマッサージで、帰国後は川﨑、横浜で活動予定。

旅する整体師ショーゴ

このポーズに意味はないらしい
受けた事ない角度のマッサージ



そしてもう1人同じルームメイトの
熱血数学教師ひろき27歳

値段交渉の熱血具合はインド人もグッジョブと笑うほどのパワー!一緒にいると頼もしいったらありゃしない。好奇心旺盛のムードメーカー!
よく馬鹿話を真剣にしたもんだ

数学を一切感じさせないポーズ


と、そんなこんなで数日過ごしたワラナシ、そして日本人宿サンタナとも今日でお別れ。

海外で初の団体行動や、共同生活をさせてもらい、かけがえなのない時間を過ごさせてもらった。旅の思い出に青春がプラスされたようなそんな気分だ。

日本人宿に来る前は、海外に来てるのに日本人のいる所に行っても意味ないんじゃないかと考えたりした事もあったが、そんな事はなかった。
インドに来ようとしてる時点でみんなヒトクセあっておもしろいし、かつ、心の安らぎにもなった。そして、シャクティさんやバダルさんカシヤさんらインドの方達とも仲良くなれて、いろんな経験をさせてもらった。来て本当によかった。

最後はみんなが見送ってくれた
エモい。

エモタナ

別れなのに清々しい気持ちでいっぱいだ。
これは旅行ではなく、旅なんだなと実感した瞬間でもあった。

ひろきも同じタイミングで出発だったので一緒に駅に向かった。駅で別れるとそもそも初めは1人だったのに、一緒にみんなと過ごしたせいか1人が急に心細くなった。不思議なもんだ。

駅は人で溢れかえっていた。

ワラナシジャンクション駅
電車が平気で遅れるので皆自由なスタイルで待つ
新宿でやったら注目の的になる待機スタイル


ワラナシからコルカッタまで14時間。
685キロ。東京広島間感。
寝台列車の旅である。

電車に乗る時は緊張する。
乗り遅れたら次の日の電車になったりするからだ。

ほんとにこのホームで合ってんのか?!
電車来てないけど、もう行っちゃってないよね?!
ほんとにこの電車で合ってる?!

不安はつきない。
でも大丈夫。インド人はみんな優しい。
聞けば教えてくれるし、困ってたらあっちから声かけてくれたりもする。

客引きとかになってくると変な奴もいるから話はまた変わってくるのだが、そうじゃければみんな親切でいい人だ。ニコニコしてるし。

1時間遅れで来た今回の寝台列車


たくさんの人に助けられ無事乗車。
今回は2Aっていうエアコンが効いてる2段の上の方の席。
窓がなくて残念なので下の席がうまるまで下の窓のある席で過ごさせてもらった。

リアル世界の車窓から


昔、深夜特急っていう世界を旅するバックパッカーの本を読んだ事があって、インドで寝台列車に乗るシーンがある。それを読んでワクワクしていた自分が、今同じ状況にいるんだと思うと感慨深い。

車内販売で買ったコロッケバーガー的なやつ
美味くなかった


次は最後の街、コルカッタに向かう。

つづく

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