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話すことで自分が見えてくる

自分の姿を見るために、どうしますか?
鏡にうつせば、服装やヘアスタイル、顔色なんかが分かります。でも、自分の心のなかまでは見て取れません。誰かに向けて話すことでも、自分を知ることが出来ます。

誰かに話すと自分を確かめられる

例えば、自分のやりたいことを、誰かに話すとします。大切な話をするなら、出来るだけ良い聞き手がいいですよね。

話してみると、どんどん思いが溢れて、自分の予想よりはるかに多くのことを熱っぽく語ってしまう──そんなこともあるでしょう。こういう風に熱が入ると、自分の心の少し奥に秘めていた思いに触れられて、

「自分はこんなことを思っていたのか!」

なんて、自分で自分に驚くことがあります。こういう時間は、少なくとも話し手にとって、とても有意義な時間ですよね。

一方、話してみるとすぐに話し終わってしまい、「あれ?」となることもあります。もっともっと話すことがあると思っていたのに、なんだかうまく話せない。無理に話そうとすると、借りものの言葉が出てきてしまう。ちょっと苦い感じですが、これはこれで、自分の現在地を知ることに役立ちます。

話すだけで元気になれる

人って、話すだけで元気になれると思うんです。ただ、色々なレベル感があります。

人と全然話す機会がなく、寂しく暮らしている人は、自分の話をあまりちゃんと聞いていないような相手であっても、喜んで話し続けてしまうことがあります。

でも、本当のところは、自分の話をちゃんと聞いてくれる相手。そして、そのことに対してちゃんとリアクションしてくれる相手と、話したいはずです。

理解者がいても機会がないパターンも多い

いや、自分には理解者がいる。友人であったり、家族であったり、自分にはちゃんとした話し相手がいる、という人もいるでしょう。ラッキーですよね。

ただ、そうした理解者がいたとしても、「なんだか心の中が重いな…」と感じる場合もあります。

そんな時は、理解者が近くにいても、実際に話す機会があまり取れていないという場合があります。理解者がいたとしても、ちゃんと向き合って伝え合わなければ、互いの思いは伝わりません。放置すれば、溝が広がってしまうことだってあります。

話したいな…そんな風に感じたら、素直に「ちょっと話したい!」と連絡する。素朴だけど、自分らしく生きるために、とても大事なことだと思うのです。

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