2021年個人的流行語大賞は「stand.fm」に決定!
れんげ舎主宰のnoteサークル「じぶん綴り方」で、12月のお題として「個人的3大ニュース or 個人的流行語大賞」というのが出ました。3大ニュースはぱっと思い浮かばなかったけれど、個人的流行語大賞はすぐに決定しました。
個人的流行語大賞は「stand.fm」に決定!
僕の個人的流行語大賞は、間違えなく「stand.fm」です。
stand.fmは、誰でもラジオ番組を配信できる音声プラットフォーム。プロの話し手だけでなく、一般の人が気軽に音声配信が出来て、コメント欄ではテキストで感想をやりとり出来ます。
完璧主義のところがある僕が今年テーマにしていた「雑力(なんでもきちんとやろうとせずに、あえて雑に始めてしまう力)」を発揮して、思いついてから3日で始めたのが、sutad.fmの『ことばの灯台』です。
Podcastとはまったく違う「新しい世界」
僕は様々な仕事をしていますが、講演活動など人前で話す機会が数多くあります。FM局でも自分の番組をやっていましたし、Podcastなどでも数年間音声配信をしていました。
こう書くと、stand.fmなんて別に目新しくないようですが、実際には違いました。そこには、まったく新しい世界が広がっていたのです。
新しい世界の広がりは、放送を聴いてくれた後で、多くの方がコメントを残してくれたことがきっかけでした。
コメントをくれた人の放送を聴きにいったり、Twitterやnoteなどでもつながったり、関係を深めることが出来ました。stand.fmがきっかけで実際に会った方々までいます。
1日1配信×2ヶ月半でSPPに
僕の番組『ことばの灯台』は、1日1配信。番組は10分弱の短いエピソートです。毎回、冒頭でこうご挨拶しています。
「ありのままの自分で世界とつながる」をテーマに、僕自身の感じたことを気軽にお話しています。
番組を始めてちょうど2ヶ月半経った日に、stand.fmの運営から「stand.fm公式パートナー(SPP)」として承認しますというメールが届きました。承認は難しいのではと思っていたので、とても励まされました。
この頃には、一方的な配信というより、リスナーのみなさんとやりとりしながらつくる場だと感じていたので、それを認めてもらえたようで、嬉しかったです。
何を話そうかな…と迷うことも
毎日配信というのは、僕にはちょっとした“しゅぎょう”でした。
書く仕事や話す仕事を数多くしているとはいえ、毎日ひとつのテーマを選んで、落ち着いてマイクに向かうというのは、想像していたよりも、ずっと自分を律する力が必要でした。
声って、嘘がつけないんです。
嘘をしゃべっていると、ちゃんと嘘くさくなります。
ラジオって、他のメディアに比べると、パーソナリティとリスナーの距離が近いですよね。それって、たぶん「声」のメディアだからだと思うんです。視覚情報に惑わされず、声から情報を取ろうと集中すると、そこにある「本当のところ」が伝わってしまう。怖い人には怖いメディアかもしれませんね。
stand.fmから始まるストーリーは続く
僕が代表をしているれんげ舎は、「ありのままの自分で世界とつながろう」というコンセプトで、四半世紀以上活動しているNPOです。概念や上っ面のライフスタイルではなく、ガチで「自分らしい生き方」を実践することに取り組んでいます。
同じような問題意識を持つ人々とつながりたい。
互いの思いが響き合える人と出会いたい。
そんな思いを強く持っています。そんな思いで始めたのがstand.fmでした。法人としては、公式noteも始めました。こちらでは、冒頭に紹介したnoteサークルも始めて、こちらにもstand.fmをきっかけに知り合った方々が参加してくれています。どれも、僕にとって、励ましをもらえる出来事でした。
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そんなわけで、僕の個人的流行語大賞2021は、ぶっちぎりで「stand.fm」でした。いつもstand.fm『ことばの灯台』を聴いてくださっているリスナーのみなさま、ありがとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします。