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「ありがとう」と「ごめんなさい」は人間関係の基本

人間関係の悩みって、人々の悩みの1位とか2位だと思います。問題を解決したり、良い人間関係を構築していくために、高度なコミュニケーションの手法もたくさん紹介されています。

そうした高度な情報も貴重なのですが、それらを役立てるためには、ベーシックなことがクリアされている必要があります。その基本とは、「ありがとう」と「ごめんなさい」を適切な相手に適切なタイミングで伝えることだと思うのです。


「ありがとう」と「ごめんなさい」が基本

あなたは、ありがとうとごめんなさいを、ちゃんと言えていますか?

誰かが自分のために何かしてくれたら、「ありがとう」と言います。
誰かに迷惑をかけてしまったら、「ごめんなさい」と言います。

僕は、ここが基本だと思うのです。それで、例えばお礼やお詫びで何かを渡すとか、そういう気持ちを込めて何か行動するとかは、その後でやるべきことですよね。

でも、ありがとうとごめんなさいを言わないで、その代償として何らかの行動をして、それで済ませようとする人たちも大勢います。これでは、良い人間関係を構築するのは難しいと思うんです。

まずそれを伝えた上で、必要ならその先を考えるというのが順序だと思います。これは子どもも大人も変わりません。

伝えるタイミングも大事

それで、「ありがとう」と「ごめんなさい」は、伝えるタイミングも大事だと思うんです。特に「ごめんなさい」は、時間があまり経過すると、通用しなくなることだってあります。

どちらも「すぐにその場で伝える」のが基本でしょう。伝えたくても出来ない場合や、状況が許さない場合もありますが、「すぐにその場で伝えられるのなら、伝えるべき」だと思います。

こうした基本を迂回して、やたらと反省したり、やたらと相手のことを考えたりしてみても、その間に時間が流れてしまいます。時間が流れれば、相手の自分に対する見方も変わってしまいます。そしてそれは、きっと悪い変化でしょう。

大人は、子どもには「ありがとう」と「ごめんなさい」を言わせますが、大人になっても変わらず、人間関係を構築するための大切な言葉ですね。

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