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半信半疑な目標が自分を新しくする

目標を立てる時におすすめなのは、半信半疑な目標です。現状を維持すれば確実に達成出来る目標ではなく、どうやって達成すればいいのかまったく分からないような壮大な目標でもなく、ある時はやれると思うのに別の時には無理だと思うような「半信半疑」がちょうどいい塩梅です。

確実な目標や見果てぬ夢でいいのか

別に「どんどん上に行こうぜ!」みたいな話ではないのですが、その目標があることで自分自身が新しくなり、人生をエキサイティングにしてくれるような目標設定の方法があります。それが、半信半疑な目標を定めることです。

もし、現状維持をすればそのまま達成されるようなことを、「目標」に設定したらどうなるでしょうか。それは、目標というよりは単なる予定であり、予測値のようなものです。

また、どうやっても実現出来ないような、実現出来る可能性がまったく感じられないような目標を設定しても、意味がありません。なぜなら、それがあっても、行動を変えることが出来ないからです。

理想と現実の間を揺れることに意味がある

ところで、「半信半疑」というのは、ぼんやりしているということではありません。ある夜には「絶対にやれる!自分ってすごい!」と気持ちが高ぶるのに、別の朝には「やれるわけないよ…。何をバカなことを言っていたんだろう?」と傷つく。いわば、理想と現実の間を揺れるわけです。

予め言っておくと、それってなかなか辛い体験になるかもしれません。でも、理想と現実の間を揺れ動きながら、半信半疑な目標に向かっているのだとしたら、けっこういい線まで来ている証拠です。

良い目標は自分を新しくしてくれる

半信半疑な目標を立てて、それに向かう日々はエキサイティングです。エンタメなんて要らなくなるくらい、日常が冒険に変わります。

大切なのは、やりたい気持ち、出来るかもと一瞬でも感じた感覚を、徹底的に尊重し、肯定すること。根拠を求めず、自分を信じることです。

半信半疑な目標は、周囲の人からあまり応援されないかもしれません。でも、それでも全然問題ありません。むしろ、応援されないからこそ、あなたがやる価値があるのではないでしょうか。

僕自身、また半信半疑な目標を立てて、不確実な未来に足を踏み出しました。安定していた日常が、冒険に変わりました。不安になることもあるけれど、自分の人生だという実感があります。半信半疑な目標を持っているみなさん、よい冒険を!

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