小さな気がかりの大きな影響力
優先順位は低いけど、繰り返し頭に浮かんでくる「小さな気がかり」ってありませんか?そんなに大事なことじゃなくても、意外なほど大きな影響力を持っていることがあります。
絵を飾りたいな…と毎日思っている
僕が代表をしているれんげ舎の拠点を、先日移転させました。広いスペースが必要で、大がかりな引越しになり、へとへとに(笑)。それでも、着実に整備を進めていました。もうあと一息だな、と思っていました。
そんな時、自分が繰り返し「絵を飾りたいな…」と思っていることに気付きました。れんげ舎にはいくつかのアート作品があり、ふとした時にくりかえし「そうだ…、絵…」と思い出されていたのです。
とはいえ、絵を飾るよりも大切なことがまだ残されています。ネット関係や様々な撮影・収録機材のセッティングなど、急いでやらないといけないこともあります。絵を飾るなんて優雅なことをやっている場合ではないのです。
でも、思い出しても、絵を飾ることが「優先順位の低いこと」だと頭では思っています。急がないと困るわけでもありません。だから絵を飾るのではなく、もっと優先順位の高いことをやります。そうすると、また「絵…」と思い出す──このサイクルに気付いたのです。
頭の優先順位と身体の優先順位は違う
このように「理屈じゃなくて気になること」というのは、頭ではなく身体からのアラートであったり、メッセージであったりします。絵を飾ることで何が達成されるのか、それで終わりなのかその先があるのか、それは飾ってみなければ分かりません。
それでも、身体からの「絵を飾ろうよ」というメッセージを無視し続けているのは、自分自身の内なる声を無視すること。僕はとりあえず、Amazonに「賃貸の壁にも使えるフック」を注文しました。
頭の考え出した優先順位は、論理的で冷静ですが、部分的です。それに対し、身体の示す優先順位は、もっと広くて深い範囲をカバーしており、理屈を越えた自分にとって必要な何かとつながっています。
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