マガジンのカバー画像

ボーダレスに生きるための場づくり®

9
わたしたちの内側には、自分で選んだわけではないのに「こういうもの」と決めつけてしまっている考え=常識や社会通念がたくさんあります。そういう借りものの考え方・生き方に風穴を開け、自… もっと読む
運営しているクリエイター

#NPO

その活動は幸福につながっていますか?

この活動は、幸福にどう貢献できるのか? これは、「場づくり」の重要な問いです。 あなたは、自分のやっている(やりたい)活動が、 ・自分自身の幸福に、どう貢献しているのか? ・そこにかかわる人の幸福に、どう貢献しているのか? ・社会や世界の幸福に、どう貢献しているのか? ということを、真正面から考えたことはありますか? 幸福につながらない活動に意味なんてある?多くの“慈善活動”や“社会をよくする活動”があります。 それに取り組むなら、まず「この活動はどう幸福に結びつく

「ファンタジー」と「キャンプ感覚」で壁を突破する

「場づくり」の計画を立てているとき、理想はあっても、 「ちょっと無理かな…」と思えてしまうこと、ありませんか? 規模が大きいもの、繊細さが要求されるもの、専門性が高いものなど、 「自分にはとても無理だ…」と萎縮してしまうこともあるでしょう。 そんなときに、前進するための方法を、きょうはお話しします。 場づくりを「キャンプ感覚」でやってみよう!それは「キャンプ感覚」で取り組む、ということです。 あなたは、キャンプに行ったことはありますか? 近頃は豪華なキャンプが流行し

「地域課題」に惑わされない──周囲の理解や応援がなくても、場をつくれる?

唐突ですが、あなたが場をつくるとして、その場は、周囲の人々の応援を得られると思いますか? >>> メルマガの無料購読はこちら <<< 「地域の課題解決」という行政用語行政の人と仕事をしていると、「地域の課題解決」という文脈で、様々な活動がとらえられていることが分かります。「必要としている人がいるから、その活動がある」ということですが、この考えの筋道に、疑問を感じることもあります。 「地域の課題」なんて、簡単にみつかりませんし、みつかっても、なかなか解決しません。 (大抵

あなたは既にはみ出している─「場づくり」が必要な理由

いきなり結論から書くと、「場づくり」をしようというような人は、多かれ少なかれ「はみ出して」いる人たちです。 場をつくる必要があるのは、ちょうどいい場が、自分の身の回りには存在しないからですよね。似たようなものはあっても、本質が違う。方向性は同じでも、不足感がある。必要だと思う場が、社会にはないわけです。 だからこそ、自分で場をつくる「必要感」が生まれます。 自分の内側(心のなか)と、外側(自分を取り巻く社会)が、それぞれあります。そして、自分の内側には、「思い」がありま