妊活が部活みたいな件

ただいま第二子の妊活を始めたばかりの38歳夫婦です。

第一子の時は2月に婚約して4月に妊娠発覚したのでかなりスムーズに妊娠した。

初めての育児であたふたあたふたしていて次の子なんて考えられない!と思っていたけど、子供の存在がすごすぎて、こんなにも大切で愛おしくてかけがえのない存在になるなんて知らなかったから、もう一人欲しいな・・・と思うようになった。

だけど私たち夫婦の年齢も年齢・・・

そろそろ第二子を作り始めないと・・・と、焦りを覚えて息子が1歳10ヶ月になった2020年の10月に断乳を決行!

授乳は子宮を収縮させるのでとにかく断乳してからじゃないと次の妊娠のことは考えられず、そして自分の体力の限界もあり(授乳で頻繁に起きるので慢性的睡眠不足)断乳をしてからトライをした。

するとなんと1発で妊娠(笑)

簡単だね妊娠って・・・と夫婦で笑っていたのもつかの間、受精卵が育っておらず妊娠12週で流産手術を受けることになった。

色々な思いはあったけれど、「ああ、育たないタイプの受精卵だったか・・・妊娠に対する知識があって良かった。別に自分が悪いわけでもなく仕方のないことだ・・・」と思っていたのでそこまでの精神的なダメージはなかった。

2020年のクリスマスに流産手術を受け、2月にやっと生理がきて病院の指示通り生理を2回見送ってから晴れて先週から妊活を開始した。

前回の生理から10日後に排卵日予測検査(LGサージ量を量るタイプ)を始め排卵日を夫婦で待った。

卵子の寿命は短いので卵子より寿命の長い精子を待機させておき排卵したらすぐさま受精できるように、排卵日前にセックスのタイミングをとることが重要らしい。

流産後の1回目の生理は2週間も生理が続いて10日後から排卵日を検査しはじめたけれど遂に排卵日を確認できなかった。

おそらくダラダラと続いた生理中に排卵していた。

流産の影響でまだ排卵が狂っているかもしれない。

でも私たち夫婦は一刻も早く妊娠したい。

妊娠できる能力は日に日に衰えていく。

これはもう紛れもない事実で・・・

晩婚だった私たちには急ぐことしかできない。

また流産してしまうかもしれない。そもそも妊娠しないかもしれない。

もし妊娠してもスクリーニング検査で引っかかったら私たちはどうするだろうか・・・

色々なことが頭をよぎる。

話は戻るが、2回目の生理開始から15日目に排卵日予測検査がわずかに反応した。そして16日目に排卵日予測検査が完全に反応した。

うん!いつもどうり!普段と同じ周期だ!よかった。

入浴中の夫に排卵日予測チェッカーをすぐさま見せに行くと、

「よっしゃ!わかった!!チェッカーの反応薄いけど子宮内に精子を待機させとかないといけないんだよね。いつ排卵してもいいように頑張ろう!」と言って15日目にタイミングをとって16日目の排卵日前もとった。

妊活を始める前に私はたくさんのブログや不妊治療のサイトを読んだ。

そこには「排卵日だからといって夫をにおもむろに誘うのは良くない。義務感を持たせてはいけない。自然に誘うことが重要。」などど書かれていたものが多かったけど、私はそれは違うと思う。

そんなの自分(女)のみ子供が欲しい場合じゃないのか・・・

夫婦で子供が欲しい場合はロマンスなんて求めている場合ではない・・・

せっかく妊娠能力がある卵子が登場したときに精子がそばにいないと妊娠できない。

その卵子を逃すと妊娠能力を持った卵子が登場するまでにまた数か月かかる。

そんなことが何度も続けば、あっという間に妊娠能力がなくなってしまう年齢になってしまう。

大切だと思うことは、ロマンスなんかじゃなくて夫に、妊娠する過程をしっかり把握してもらって、人はどういう条件下で妊娠するのか、そして年齢によってどれくらいで妊娠能力が低下していくのか、流産率や染色体異常率がどれほど上昇するのかなど現実を伝えることだと思う。

むしろ夫婦で子供が欲しい場合にその現実を夫と共有しないのは思いやりがないとすら思う。

この妊活で私が感じるのは、私たち夫婦が子供が欲しいという同じ目的に向かって頑張っているなぁ・・・

まるで部活で大会を目指してるみたいな感覚だなぁ。

排卵日予測検査を生理数日後から毎日したり、健康な食生活を送ったりすることが部活に例えるところの「練習」ならば「大会」は排卵日のセックスだ。勝ちか負けではないけれど、もし妊娠できたら二人で抱き合って喜ぶだろう。

チーム夫婦で一つのことに取り組むって青春だなぁ・・・と思う。

妊娠はできるかはわからないけど、歳をとって振り返ったときにこの妊活はきっといい思い出になっていると思う。二人とも全力だから。

ちなみに私は幽霊部員だったから実際部活がどんな感じなのか知らんがね・・・






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