見出し画像

デンマーク留学1ヶ月目の報告書

私は学校に毎月、留学の報告書を書いていました。当時の心情の変化が見てとれ興味深いので、みなさんと共有できたらいいなと思います。15歳から16歳の時にかけて留学したので半黒歴史ですが、楽しんでくださったら幸いです。

1ヶ月目

≪生活面≫
最初は何もかも初めてのことばかりで、学校が終わる頃にはとても疲れていたが、時間が経ち、やっと生活のリズムがつかめてきた。ホストファミリーは歳が近い兄弟がいるので、うまくやっていけるか心配だったが、暖かく受け入れてくれた。今では自分の一番の支えになっているのが、ホストファミリーだと確信を持って言えるくらい、親しくなれたと思う。学校では、デンマーク語が話せないせいで、悔しいと思うことが多いが、それでも私を受け入れてくれるクラスメイトがいることが嬉しい。

≪学習面≫
コペンハーゲンでのオリエンテーションから、英語をほぼ毎日使っている。ホストファミリーとは英語で会話をしていて、時々デンマーク語をホストファミリーから教えてもらったりする。学校の授業は英語以外全てデンマーク語なので、最初は自分がなにをしているのか全くわからなかったが、最近になって、単語が聞き取れたり、すごく簡単な文だと理解できたり、デンマーク語を勉強する意欲が高まっている。

〔メッセージ〕
知っている人もいると思うが、デンマークは消費税がすごく高い。日本の消費税が8%に対し、デンマークの消費税は25%。日本のおよそ3倍である。消費税が高いデンマークでは、スーパマーケットに買い物に行くだけで、日本で買い物をするより多くのお金がかかってしまう。デンマークの中でも、高いスーパーマケット、安いスーパーマーケットがある。私のホストマザーは、普段、場所は少し遠いが安いスーパマーケットで買い物をしている。どうしても買い足さないといけないものがある時だけ、近くて少し高いスーパーマーケットで買い物をする。しかし、安いスーパーマーケットといっても25%の消費税を払わないといけないことには変わりなく、毎日の買い物ではたくさんのお金がかかってしまう。そこで、私のホストファミリーや何人かのデンマーク人は、隣の国、ドイツで大きな買い物をするのだ。私の住んでいるところは、ドイツまで約25分、簡単にドイツへ買い物に行くことができる。ドイツはデンマークほど消費税が高くないので、たくさんストックを買うことで、毎日の食費にかかるお金を少しでもやすくすることができるのだ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?