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高校生が遊戯王にハマった物語 ~第一章 俺が最強だ~
男ならば、一度は遊んだことがあるのではないでしょうか?遊戯王というカードゲーム。私が小さい頃は姉も持っていたので女性でも知っている人は多いかもしれません。このnoteでは、私が遊戯王にどっぷりハマってしまった話を書かせてもらいます。そうです自己満です。よければ見ていってください。
懐かしのあの頃
私が初めて遊戯王カードを触ったのは小学4年生のころ、2007年頃でしょうか。当時の私はアニメを見る文化がなかったので、存在を全く知りませんでした。仲の良い友達に誘われたので、チャリを漕いで古本市場に向かい、1050円を出して「ディアボロスのデッキ」を購入。何度か遊ぶと、「戦闘で破壊されない」という効果を持った「魂を削る死霊」の強さに心を撃たれます。
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当時私は隣町の少年野球チームに所属していました。なんとチームメイト間では、すでに遊戯王が流行っているではありませんか。私たちは毎日遊びました。時にはカードショップに行き、10円カードを漁り、お小遣いが入ればパックを買っていました。その当時強いといわれていたカードは「邪帝ガイウス」「冥府の使者ゴーズ」「オネスト」等です。「魂を削る死霊」は強くもなんともなかったと、自分が住んでいた世界のちっぽけさに落胆すると同時に、興奮もありました。シンクロモンスターは私の中二心をくすぶりました。
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一時代の終わり
しかし流行りがあれば終わりもあるもの。いつしか集まる回数は減り、比例して遊戯王を触る機会も減っていきました。「もうそんな年齢でもないし」と、カードは友達にあげたり、従兄弟にあげたりと、当時作っていたBFデッキは半壊し、家の奥底に眠りにつきます。数年後、大きなうねりとともにこの眠りが覚めることを誰が予想したでしょう。
本当の始まり
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5年ほどの月日が流れ、私も高校生になり、野球部に入り青春を送っていました。ある日、野球部の先輩が部室で遊戯王をしています。「聖なるバリアーミラーフォース」「マシュマロン」懐かしの単語が耳に飛び込んできます。「あぁ、懐かしいなあ」、そう思ったのは私だけではありませんでした。「懐かしいなあ」「ハマってたわ」同級生の野球部員と遊戯王の話で盛り上がるのは必然でした。男なら誰でも一度は通る道なのです。野球選手は皆負けず嫌いなのでしょうか、全員が口を揃えてこう言いました。「俺は最強だった」。
火が付いたら止まれません、一人が言いました、「明日みんな持ってきて勝負しよう」
私たちの本当の青春はここから始まりました。
今回はここまでにしておきます。話したいことの1割も書けていませんので、第二章もよければ見てください。ありがとうございました。
第二章↓
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