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高校1年・留学テスト初日

【スイス・チューリヒ学校・試験&トライアルデイ】
去る11/5に東京で「スイス・ラーニング留学相談会」があると聞きつけ、息子と参加。スイス・ラーニング加盟校の入試担当官や学校長が来日し、学校施設や最新情報について直接話が聞ける機会とのこと、息子の自己紹介ブロシュアを持参して各学校ブースを回りました。エージェントFESさんのカウンセリングも受け、興味ある学校を4校に絞り込みました。
・チューリヒ:1校
・ジュネーブ:3校
チューリヒの学校はとても親切で、直ぐに連絡をくれ、息子のためにトライアル授業参加と学校を案内、入試も直ぐにして下さるとのこと申し出てくれました。その後も何度かメールでやり取りし、今日、早速チューリヒの学校で試験から始まりました。その間、私は学校の施設見学です。

【11/24:息子の行程】
09:45-英語のエッセイ
11:00-英語の授業①・②体験
12:30-ランチ
13:30-CAT4※受験
14:50-学校長面談
※CAT4(Cognitive Abilities Test 4)テストとは、学ぶ能力をはかる知能テストのような形式のようで、イギリスの多くの学校が、このCAT4テストと面接を併合した入試方法を採用しているのだそうです。
【CAT4の問題】https://support.gl-education.com/
以下4つの問題処理能力を問うべく、8つのセクションに分けてそれぞれ16問づつ質問が出されます。各セクションで与えられた時間は10分らしいです。
⚫︎4つの能力
1.非言語的:形やパターンを読み解く力
2.言語的:言葉のパターンやつながりを考察する力
3.数学的:数字のパターンを推察する力
4.空間的:形を自分の頭の中で変換させ、新たな形を想像する力
⚫︎8つのセクション
①Non-Verbal Figure Classification (形の分類)
②Non-Verbal Figure Analysis (形の分析)
③ 3.Non-Verbal Figure Recognition(形の認識)
④Non-Verbal Figure Matrices (形の行列)
⑤ Numerical Series (数字の並び)
⑥ Numerical Analogies(数字の類推)
⑦ Verbal Classification(言語の分類)
⑧ Verbal Analogies(言葉の類推)

息子は英検2級レベルですが、エッセイは難なく書けそうです。問題は上記CAT4の⑦と⑧です。単語が分からないと、どうにも手がつけられません。普段使わない単語が出てくるので、これは手に負えないです(ちょうど今頃、CAT4の試験をしています)。一方の①〜⑥は日本人はむしろ得意なのではないでしょうか。

「閑話」
ここで閑話ですが、私も先生方に混じってランチを頂きました。さながらハリーポッターのように全員で大広間で食事を食べます。息子はクラスの男子達とご飯を一緒に食べていました。家族のようなアットホームさがありました。どのクラスに行っても、息子の名前を全先生が知っていますし、丁寧なフルアテンドに感謝です。一方で、どこの世界にもアウトサイダーっぽい、俗世に沈んでいそうな生徒さんもいるものなのだな、という光景もありました。

【学校選びの条件】
1)1年留学しても学年が落ちない

 通常、交換留学の場合は学年が1つ落ちて戻ってきますが、学校によっては海外で取得した単位を認定し、学年が落ちずに済む学校もあります。息子の通っている学校もそうです。気をつけなければならないのは、英語のレベルにより、最初に入るグレードがどこになるかです。息子は来年グレード11(17才)ですが、現地校の同グレードだとかなりついていくのが難しいのです。とりわけ、それは英語のレベルに起因しています。スムーズに学校に馴染めるように、学校側からあえてグレードを落として入学することを勧められるケースがあります。そうなった場合でも単位が認められるのかは所属する学校次第です。この辺は、行った先の学校の考え方と、元いた学校の考え方次第なりますので、十分に先生方とご相談する必要があると思います。尚、スイスでは留年や浪人など、日本ほど意に介さない傾向が強いとお話しも聞きました。

2)世界中から人が集まる
 これはスイスの特権かと思います。イタリア語圏フランス語圏、ドイツ語圏から人が集まってきている事はもとより、世界各国から人数を厳格に管理し、生徒の多様性をキープしています。本日訪れている学校では、総勢370人中日本人は4人、50か国を超える国から生徒が集まっています。今日入ったクラスでは、インドの方と仲良くなったようで、彼の友人のイギリス人、ブラジル人、ロシア人などなどを紹介してくれ、食堂でも同じテーブルを囲んで楽しそうに食べていました。実際にクラスに参加してみて、息子は「皆、意見を持っていて普通に意見を出し合うところがいい。日本では、意見はあっても出さない。そのうち意見の無い人間になる」と話していました。
そのインドの方とは連絡先も早速交換していたようです。

3)スポーツができる(スポーツは言葉を超える)
 言わずもがなスポーツは言葉を超えた力があります。息子は得意のスポーツで信頼を築く自信があるようです。また、環境の良い場所で、思いっきりスポーツも楽しみたいと言う気持ちも相まって、スポーツが盛んな学校選びたいと思っているようです。ちなみに、その学校でどのぐらいの学生がスポーツに興じているのか、レベルがどの程度なのか、この辺もしっかり見ておく必要があると思いました。いろいろな大会に出場しているのか、選手層は厚いのかなど、構内の壁に貼ってあるポスターやトロフィーの数からおおよその見当がつきますので、見ておいた方がよいです。

4)フランス語圏
 スイスの場合、北にドイツ、西にフランス、南はイタリアと接しています。よって話される言語も各地域によって様々です。息子はフランス語に興味があるそうで、ジュネーブの学校に行きたいというのが彼の第一希望です。

5)その国や街の活気が感じられる
 その国や街の活気が感じられる都会にある学校に行きたいというのが彼の意向です。その点で言いますと、該当する学校は限られています。今日訪れた学校は街にアクセスは比較的しやすいですが、ケーブルカーに乗った先の山の上にありました。これは最初に思っていたイメージとリアルとのギャップです。

6)環境がよい
 ここは、やはり現地に来てみないとわからないものだなぁというのが、正直な感想です。写真やパンフレットで見ていると、ずいぶんきれいな建物やグラウンドに見えますが、実際に来てみると、手入れがされておらず使いにくそうだなというのが分かったりします。もっとも、来て良かったなと思うのが、学校の雰囲気です。どんなに良いボーディングスクールでも、学校の中を歩いてみると、廊下に座る子がいたり、服装の乱れが気になる子の数が多かったり、挨拶をしてくる子が少なかったり、いろいろな点に気づくことがあります。中学受験時も様々な学校を見てきて思いますが、これらの点は学校の質に関わるものではないかと思うのは日本人だからでしょうか。

最後に、本日、15:20に試験の結果が出ました。合格でした。
泣きそうです。
co-opでビールを買って飲んでます。