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スリランカ5泊5日の旅 3日目 Sigiriya(シーギリヤ)〜Kandy (キャンディ)〜Nuwara Eliya (ヌワラ・エリヤ)

山の自然と一体化したHeritance Kandalama(ヘリタンス・カンダラマ)で迎える幻想的な朝

シーギリヤ2日目の朝は、この幻想的な風景から。山肌に沿うように建てられたこのヘリタンス・カンダラマはまさに山と一体化したホテル。曇り空が、この幻想的な建築をより一層引き立てます。客室を一歩出ると、もうそこは室内とも室外とも言えない不思議な空間が広がります。

まずはこちら、エントランスから広間に続く廊下をご覧ください。

この曲線といい、岩肌といい、開けた瞬間の明るさといい、完・璧じゃないですか?

他にもホテルを散策すると見どころだらけ!森との隔たりを感じない広い廊下、床に埋め込まれた岩、そして、(何のために設置されたのかはさておき)とっても絵になる鐘とベンチ…。

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さらにグランドフロアからは中庭に出ることも可能!森を抜けた先、空に吹き抜ける中庭は最高に気持ちいい!(例によってまた縦動画です。どうしてもIGストーリーズ用に動画は縦に撮りがちです…。)

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中庭から見たホテルの外観は、人類滅亡後に取り残された建築(想像)のよう。幻想的で美しいです。建物の内と外の自然、隔たりが曖昧なスリランカの生活を体現したような佇まい。ほぉ〜…、思わずため息が出ます。是非、朝の中庭散歩をしてみて下さい。


余談ですが、ホテルにはプールも付いています。通りすがりの庭師のおじちゃんに写真を撮ってもらった所、信じられないほど粋なカメラワークを見せてくれました。流石一流ホテル、庭師の対観光客スキルまで余念がない。この写真を撮った後、おじちゃんは再び森の中に消えて行きました。

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Heritance Kandalama(ヘリタンス・カンダラマ)は朝食も美味しい

ヘリタンス・カンダラマの朝食バイキングです。ここで三大どハマりスリランカ料理 第2号、3号に出会います。Hopper(ホッパー)Kola Kanda(コラ・キャンダ)です。

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こちらがホッパー。

中心はもちもち、外側はパリパリという絶妙なバランスが美味しすぎる…!!!ホテルではコックさんができたてを提供してくれます。プレーンのホッパーと中心に卵を落とすエッグ・ホッパーの2種類から選べます。この内側に乗っている玉ねぎのチャツネみたいな物と一緒に食べるのですが、こちらも甘辛くて美味しい!

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こちらがコラ・キャンダ

アーユルヴェーダ的ハーブ粥。ヤシの蜜糖と一緒に食べる朝食です。素朴で優しいお味。朝イチの食事に毎日食べたい。ちなみに蜜糖もウマい。朝食の帰りに手に乗っけて持ち帰りました。

さて、名残惜しいですがそろそろ出発です。ちなみにチェックアウト時間は12:00。私たちは10:00にホテルを出ましたが、ゆったりチェックアウトも可能です。

Isawara Ayurvedic Village(イサワラ・アーユルヴェディック・ヴィレッジ)でアーユルヴェーダグッズ爆買い

Sigiriya(シーギリヤ)からKandy(キャンディ)に向かう道中、アーユルヴェーダ製品を 栽培→製造→販売までを一貫して行っている Isawara Ayurvedic Village(イサワラ・アーユルヴェティック・ヴィレッジ)に立ち寄ります。Kandy(キャンディ)周辺の内陸部は、スパイスの栽培に適した気候でスパイス農園が多いんだそう。

この施設では、各国の言語に明るいスタッフさんが常駐。原材料になっている植物の前で製品の説明・実演をしてくれます。もちろん案内料は無料。言ってしまえば、アーユルヴェーダ・ガチンコ・デモ販売ツアーなのです!説明の様子は下記の動画をご覧ください。結構ジワります。笑

"なんか…楽しい…っ!!"

その結果、アーユルヴェーダグッズを爆買いし、約2万円を散財。ウンチク大好き、現地っぽいお土産が好みな私にとってはめちゃめちゃ楽しいスポットでしたが、人によって感想の別れそうなスポットです。ご参考までに、私が買ったものをご紹介します。

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改めて見るとめちゃめちゃ買ってますね…。興味が湧くと止まらないタチでして…。ちなみに日本語の取扱説明書ももらえます。使い始めてみて3日、脱毛クリームと美容クリームはいい調子です。ほとんどの製品は3週間以上継続して使用する必要があるとのこと。使い続けてみてまたレビューします!

ここには1時間ほど滞在し、キャンディの友人実家に向かいます!


Kandy(キャンディ)に向かう道中は、車窓からの景色を楽しむ

キャンディに向かう途中の3時間程、小さな街をいくつか通り抜けたのですが、シーギリヤのジャングル、平地の村、車部品ディーラーの街、と地域ごとに特色があり、コロコロ様子を変える景色に飽きることがありません。

下記は車窓からの景色抜粋です。動画BGMのインディアンミュージックもいい味出します。

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上の方のバンパー、どうやって取るんだろう…。

Kandy(キャンディ)郊外の小さな村、友人の実家にてランチ!

今回の旅程を立てる上で、日本在住のスリランカ人の友人にとってもお世話になっています。本当にありがとう!その友人の実家にお邪魔させていただきました。ちなみに訪れた村の人口は2,000人程度、先祖を遡ると三家系しかないというから驚きです!

おうちに到着すると、家族全員で温かく出迎えてくれました。ご家族は 祖母、父、母、娘、娘婿、孫娘、孫娘、孫息子の三世帯。そして、テーブルには何とも美味しそうなお料理が。

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この日は私たちのためにテーブルセットとカトラリーを用意してくれたのですが、普段は床に円になって座り、手で食事をするそうです。その方がより一層家族の絆が感じられるとのこと。なんと素敵な理由。

お米を中心に、その周囲におかずを盛り付けるスリランカ式のマナーを教えていだだきます。んんんん、美味しそう…。

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お世辞抜きにウマ過ぎて驚きました…。ヘリタンス・カンダラマに並ぶ。本当にどれもこれも絶品で、お母さん、お姉さんに尊敬の念しか生まれません。こんなん毎日食べれたら、私すごく仕事がんばる!恐るべしスリランカ の母の味!

おすすめの観光スポットや娘さんの教育の話など、世間話をしながら美味しく食事をいただきました。お姉さん夫婦は英語が堪能で、娘さん達も英語教育に力を入れた私立の学校に通っているそうです。来月からは旦那さんの仕事の都合でオーストラリアに住むとのこと。火事は心配ですが、、、羨ましい!

最後には玄関まで出てきてくれて、もうおもてなし温かすぎ…。ありがとうどころではありません。お土産に白い恋人を持って行ったのですが、もう全然足んなかったわ!涙
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ちなみにスリランカでは結婚後、どちらの家に住むかを状況に応じて柔軟に決める家庭が多いそうです。すごくいいと思いました。みんな笑顔で素敵なご家族でした。孫息子のきょとん顔、めちゃめちゃかわいかった。赤ちゃんの可愛さは万国共通です。


その後、友人実家から10m先にあるガイドのMiskath(ミスカス)さん宅にもお邪魔しちゃいました。こちらも奥様の実家に一緒に住んでいるとのこと。

おうちの内装がすごくかわいくて、写真を撮らせていただきました。友人宅もですが、部屋間を区切るのがドアではなくてカーテンだったりと、おうちの作りが日本と比較して開放的です。

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壁の黄色とシックな家具のバランスがとても良い

ここではデザートをいただきました。奥様お手製のワタラッパン(スリランカのプリンみたいなスイーツ)とボンベイの砂糖菓子、チョコレートケーキと盛り沢山!は…はち切れる…!スリランカ のスイーツ、暴力的なほど甘いんですよね…。恐るべしスリランカ のおもてなし力…!

奥さんも娘さんも、外国人に会うのは初めてで、私たちに会うのをすごく楽しみにしてくれていたそうです。束の間ですがお父さんとの再会も喜んでいる様でした。ごめんねシャイマ(ミスカスさんの娘)、もう少しおとうさん借りるよ…!

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お土産のアルフォートがよほど美味しかったのかこのドヤ顔である。このエキセントリックな髪型といい、可愛すぎた。

それにしても奥さんがとてもかわいくて。やるな、ミスカスおじちゃん。5年越しの大恋愛の末の結婚らしい。愛の力は万国共通!

最後は義弟さんのお店を見学させていただき、村を後にしました。こういうパパママショップって、日本で言う町の八百屋さん・駄菓子屋さんみたいな感じなのかな。

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紅茶どころNuwara Eliya (ヌワラ・エリヤ)到着、老舗Grand Hotel(グランド・ホテル)は元・英国人総督の邸宅

南へ3時間ほど車を走らせ、今日の終着地Nuwara Eliya(ヌワラ・エリヤ)に着いたのはすっかり夜でした。宿泊したGrand Hotel(グランド・ホテル)は洋館を改装した築120年の歴史のあるホテルです。紅茶どころであるヌワラ・エリヤはイギリス植民地時代の色を強く残した地域であり、再び雰囲気が一変します。高山地帯のため気候もかなり涼しく、パーカーがないと寒いほど。

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グランド・ホテルの外観はシルバニアファミリーのよう

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レセプションにはピアノの音が流れます。

流石におなかがパツパツでディナーは食べませんでしたが、レストランではピアノ生演奏も演っていたようです。んん〜ラグジュアリ〜。何だか別の国に来た様です。

お部屋も快適、これはぐっすり眠れそうだ。

GN!

 ※Google Map上で何回やっても韓国のGrand Hotelにピンが立ってしまうので地図は載せておりません。Google Mapで"Grand Hotel Nuwara Eliya"と検索するとヒットしますので、ご興味あれば調べてみてください。


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