原動力は「不安」

私は優等生だと思う。
勉強はできるし、課題などやらねばならないことは期日内に必ずやるし。
道端で困ってる人がいれば手を差し伸べることだってある。

でも、これらの原動力はいつも「不安」だ。

怒られやしないかと「不安」だからやる。
見放されはしないかと「不安」だからやる。
自分の信条を裏切ることになりやしないかと「不安」だからやる。
好きで始めたボードゲームだって、うまいプレーヤーから下手くその烙印を押されやしないか「不安」だから勉強をしている。

私の行動の動機は大体こんな感じだ。
「向上心」や「純粋な没頭」なんて無い。
そもそもやりたくさえないけれどやっていることだらけだ。

だから辛い。
常時マイナスな気持ちを一時的に紛らわすためだけに物事にまじめに取り組んでいる。
最低でも取り組んでいるふりをする。ほかの人から不真面目だと思われるのが「不安」だから。

きっとこんな気持ちから解放されることはない。

解放されるために必要な活性化エネルギーが大きすぎる。

「『不安』を抱きがち」というクソみたいな個性を抱えている自分を愛しながら生きていかないといけない。

辛い。

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