見出し画像

警官に職質されたので理由を聞いてみた

数年前の冬、少し大きめな商店街を1人で歩いていたら、いきなり2人の警察官に呼び止められました。いわゆる職務質問、職質です。

当然何もないので、すぐに終わりましたが、何故自分が声をかけられたのかが不思議だったので聞いてみました。

         「なぜ僕だったんですか?」

実際商店街には沢山の人が歩いていました。その中からピンポイントで自分に近づいてきた理由をどうしても知りたかったのです。

正直自分で言うのもなんですが、顔がコワモテという訳でもありませんし、ガタイがいかつい訳でもありません。ふんぞり返って偉そうに歩いていた訳でもありませんし、歩いていてもすれ違う人が振り返るような事もありません。

すると警察官から意外な答えが返ってきました。

     「ほら、君サンダル履いていたからさ・・・」

画像1

そうです。どうやら警察官は真冬にサンダルを履いて歩いていたからおかしいと思って声をかけたという事でした。警察官は沢山の人がいる中から不審者を見つける場合、どうやら足元を見るみたいです。

真冬にサンダル履いて歩くなんておかしいと思うかもしれませんが、ちょっと待って下さい。素足で履いていた訳ではありませんからね。

何故私が真冬にサンダルを履いていたかというと、深い理由はありません。単純にスニーカーやブーツ、革靴だと蒸れるのが嫌だし、とにかく楽だからです。

夏は遊びに行く時は大抵サンダルを履いていて、冬もサンダルを履けないかなと以前から考えていました。

しかし当然冬だと寒いので無理だと諦めていたのですが、ある日靴下を履いたらイケるかなと思い試してみた所、薄手のものだと足先が寒くなって駄目でしたが、サッカー選手が履くような分厚いソックスを試してみた所、問題ない事が分かりました。

画像2

こうして冬でも蒸れる事無く、そして寒さに怯える事無く、楽に歩けると思ってサンダルで歩いていたら見事に職質をくらってしまいました。

それ以来冬にサンダルを履くのは一切やめました。職質されたくないですからね。今は普通の靴を履いています。

それから一度も職質は受けていません。という訳で皆さんも冬にサンダル履いて歩いていると職質されるかもしれないので気をつけて下さいね(履かないか)。




投げ銭感覚で良いので、少しでも作品に興味を持って頂いたら、皆さんの元気を、ほんのちょっとで良いので私に分けて頂けるとありがたいです。 皆さんのサポートが私の大きな力に、そして支えになります。これからも作品はずっと描き続けていくので、よろしくお願いします。