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安全・安心なんて絶対あり得ない。

 信用できないのは保険屋かな? 政治家かな? 
「安心・安全」という言葉を吐く人を、僕は信じない。なぜなら「あり得ないこと」を言葉にするからです。
 はっきり言って詐欺。

「安心・安全」は、お金で買える物ではないし、社会に求めてもダメ。
自分で手に入れる以外にはないのです。
 しかし、今の人は「自分で考えて自分で手に入れる」という習慣がなくなったのかもしれません。ここ100年の間に、便利になりすぎましたね。
 食糧も、防衛も、情報も、みんなお金で買える。
 愛も、家族も、幸せも、みんなお金で買える。
 そんな世の中です。

 人間の能力はどんどん落ちてきて、今では「もしもの時」に、一人で生き抜く知恵を持った人はごくわずかしか残っていないのではないかと思います。

 もしも、戦争が起こったり、山が崩れたり、毎日嵐がやって来たり、病気が蔓延したり、食べ物がなくなったり、家が壊れたり、お金の価値がなくなったり・・・
 そんな「もしもの時」に、安心できるもの、安全な所とは、何でしょうか? 

 そこのところを、よーく考えて、住む家、家族、生活を作らないといけない。
 政府を作り、国家を作らないといけない。

 僕は、そんなことを考えながら、津市美杉町(旧美杉村)に移住し、暮らしています。(写真は美杉町・八手俣川の風景)
 山の風景を整えることができたら、どれほど人を含めた生き物たちの命を守ることができるだろうかと、いつも想像しています。

 そんな山にも太陽光パネルとか、三面護岸の水路とか、必要のない道路とか、金にまみれた政治が入り込んでいたりして、気持ちが沈むことも多いです。まあ、できる限りの発言をしながら、敵を知り、味方も作りつつ、日々やっております。

 安全と安心を作るのは、一人一人の努力以外にないと思います。










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