[2023/6/25更新]
「健康な子供は接種の必要なしとWHOが方針変更」は誤り。ロイター記事のタイトルから誤解が広まったもの。WHOの原文を確認すれば「必要なし」は誤りとわかる。
【解説】
2023/3/28にWHOがCOVID-19ワクチンの接種の指針を改定したが、それをReutersが「健康な子供必要なし」と誤ったタイトルで報道をしたことから、ネットで誤った解釈が広まった。正しくは、WHOの指針改定は「低リスク者)健康な6ヶ月〜17歳)は、それぞれの国の感染状況、他の感染症の定期接種ワクチンとの優先順位を勘案して、それぞれの国で決定する」であり、この指針を受けて、日本の小児科学会が「小児への新型コロナワクチン接種の考え方」を発表し、引き続き小児への接種を推奨するとした。
【追記】
ワクチンや治療薬の有効性・安全性については自己でご判断ください。当方は、皆さんが正しい情報を基に判断できるよう、デマの指摘に努めます。