選挙公約って選挙のためなの?

選挙前にならないとあまり深く考えないことも多く、今回の選挙がどうこうということではないけど、メモ書き程度に気になったところを残しておこうと思う。

選挙なので、「現金給付」など、他の党と並べることでわかりやすくなるのは理解できるけど、自分たちの党の「過去の公約」をアップデートしてわかりやすく伝えていくことはしないのだろうか。

当たり前だけど、掲げるより実行してよりよい社会にできたかどうかが重要で、各党、もしくは、各分科会や各議員で、何を公約としてきたのか、その中でうまくいってるものもあれば、いってないものもあるだろうし、状況が変わって方針が変わったものもあると思う。それは他人と比べるものではなく、自分の考えややってきたことの変遷を綴るもの。

それを有権者が他の政党や議員と比べてほしいということであれば、比べればいいと思うけど、それがあるのか、あるならどこにあるのか、先ずはその情報から共有してもらって、それから選挙で目玉となるものをアピールするのならそれはそれでいい。

政権を取れたときと取れなかったときでは公約の実行力が変わるというのは当然あるだろうが、政権取れたときの公約はそれはそれで、取れなかったときに、党としてやってきたこと、国会議員としてやってきたことは、政権とは関係がないはず。

共通する理念をもつ国会議員を育てるのは「党」が担えばいいし、政権をとることで実現しやすいことも多いと思うけど、実際に政策を実行するのは、党を超えた(超党)の議員連盟のようなチームで成果をだすのがいいのではないかと思う。

仕組みとしては、すでにあるようで、「議員連盟」でググってみると、ものすごい数の連盟があって、これって活動してるんだろうか?と思うものも多い。ある議員さんのウエブサイトをみると、所属している議員連盟やそこでの役職一覧を掲載している人がいるけど…「で、なにしたん?」がまったく書かれていなかったり…。

政治改革が…とか言ってもいろんな人がいろんな主張をして、よくわからないので、シンプルに既にある仕組みをもう少しわかりやすく情報共有さえしてもらえば、自浄作用がはたらいて改善されるだろうし、そんなやり方に若い人達は関心も示して、急がば回れで、結果的に政治改革が進むことになるのかなと思う。

すでにそんな活動をしている若い方々もいるようで、頑張ってほしいなと思う。

いま注目されている「POTTETO」

たかまつななさんのオフィシャルサイト


されたら困る人が権力をもっていたら大上段からの政治改革というのは進まないので、できる範囲で意思決定のプロセスを整理し、見える化していく中で勝手に進む改革。デジタルネイティブな若い人達ならできるんじゃないかなと。それは大企業も同じだけど。

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