ザツダンとレポートライン

ザツダンはレポートラインを補完するもの 


チームをまとめるのに
トップ自身がメンバーと直接対話するのは当然
という考えはある意味正しいと思うのですが 

実際には
全員と直接コミュニケーションしていくにも
限界があります 

そもそも
チーム内のコミュニケーションを「効率化」するために
「部長」や「課長」に対して
「レポートライン」という報告経路が
あるのだと思います

あくまでも
チーム内のコミュニケーションを
「効率化させるため」のものであり

複雑化させるものでも
上司の顔を立てるためのものでもないと思います 

また
チーム内のコミュニケーションは
伝言ゲームみたいなものだと思います

1⇒2⇒3⇒4⇒5
と方向性や役割、やり方について伝言していきます 

ただ、伝言ゲームと違うのは
正解の確率を高めたければ
1番が5番に伝言内容を確認してもいい、
ということです 

そして、内容が違っていれば
4番に確認し、また違っていれば、遡っていく
そして、違っている箇所を認識し修正する

繰り返しになりますが
1番が2番の人だけに伝えるのが
「効率がいい」と思います

それが「レポートライン」という
「主」の報告経路です

そこで、さらに精度を上げたければ
たまに個別に確認してもいいのではないかと思います

それが「ザツダン」という
「従」の報告経路だと考えています

「主」と「従」が混乱すると
チーム内のコミュニケーションも混乱すると思います 

私が考える「レポートライン」と「ザツダン」の関係は
そんな感じです

※2005年9月7日 まるボウズ日記

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